第199話 冒険者特区接収
「リョウジさん! うそ……呼吸と心臓が止まっている!」
「やったぜ! ついに古谷良二を暗殺したぞ!」
「貴様ぁーーー!」
「バカめが! お前も死ね!」
「うっ……」
「きゃぁーーー!」
突然リョウジさんが倒れてしまい、慌てて介抱すると、呼吸と心臓が止まっていました。
急ぎ治癒魔法をかけますが、私の治癒魔法のレベルではリョウジさんを生き返らせることが……。
そして突然、今回トレント王国を目指してレベリングに参加していた、カワイという冒険者がリョウジさんを殺したと歓喜の声をあげたのです。
激怒した若い男性冒険者が彼に詰め寄ると、彼もカワイの『即死』で地面に倒れ伏してしまいました。
「俺に近づくとこういうことになる。確かに俺はモンスターの戦闘ではまったく役に立たないが、人間相手ならどれだけ強かろうが簡単に暗殺 することができる。お前たちも、この二人の後を追うか?」
「「「「「「「「「「……」」」」」」」」」」
「いくら高レベルで強くても、俺には勝てないよなぁ。少しぐらい強いモンスターを倒せるからといっていい気になりやがって! 俺は冒険者が大嫌いなんだ!」
「自分も冒険者なのにですか?」
「俺はダンジョンに入っても大した成果を出せず、人間を鮮やかに殺すことしかできなかった! それならその能力を生かすしかないだろうが! 俺の『暗殺者』のスキルだけこうなんだから仕方がないんだよ!」
「冒険者特性を持たなくても、真面目にダンジョンに入って人たちもいます。 あなたもそうすればよかったのに、それができなくて暗殺に手を染めただけではないですか」
「このアマぁ! てめえも死にてぇようだな! 俺はあの古谷良二でも殺せるんだ! お前如き、すぐに殺すことも!」
「……」
どのみちカワイは、リョウジさんを殺した自分を見た私たちを生かして返すつもりはないでしょう。
公式にはダンジョン探索中の事故ということにしてしまうはず。
これだけの高レベル冒険者が集まっているのに、全滅してしまうのはおかしいと思う人は多いと思いますが、警察ではダンジョンで現場検証をすることもできず、獅童総理は冒険者が嫌いなので事故扱いにしてしまうでしょう。
「……女ぁ、あがけよ。なんなら、俺の女になるのなら許してやってもいいぜ。他の女冒険者たちもだ!」
「『下種』! それ以外の言葉が思いつきませんわ。私はリョウジさん以外の男性に触れられるのも嫌なので、そんなことをするくらいなら死んだ方がマシです」
「どいつもこいつも、俺をバカにしやがって! じゃあ死ねよ!」
「っ!」
カワイの『即死』で私も死んでしまうと思われたその時、彼の胸から『にゅる』と剣先が飛び出てくるのを目撃してしまいました。
突然のことに驚いていると、なんとカワイの後ろにリョウジさんがいて、彼の背中から剣を突き入れ、それが背中を貫通して胸から出てきたところだったのです。
「これは……がはっ!」
心臓を剣でひと突きされたカワイは、胸から血を流し、口から血を吐いて地面に倒れ伏しました。
「どっ、どうして……」
「俺は死んでないぞ。お前がこれまで俺に向けて連射していた『即死』では殺せず、何十発分も魔力を溜めていた時、俺に対する注意が散漫になったよな」
「それが……がはっ……」
カワイは倒れ、口から泡だった血を吐き出しました。
「その間に『身代わり人形』と入れ替わり、俺は気配を消して隠れていたんだ」
カワイは本物のリョウジさんだと思って、身代わり人形に強力な『即死』をかけたのですね。
さすがの隙のなさ。
全然気がつきませんでした。
「私も古谷さんに入れ替わらされて、『即死』で殺されることを防ぐことができました」
リョウジさんの次に殺されたはずの冒険者も、『身代わり人形』と入れ替っていたなんて……。
この場にいた数十人もの高レベル冒険者たちに気がつかれることなくそんなことができてしまうなんて、さすがはリョウジさんです。
「俺は、『手品師』っぽいスキルも持っているからだ」
人間と身代り人形を見つからないように入れ替え、衆人環視の中で姿を消すなんて手品みたい。
リョウジさんはいったいどれだけのスキルを使いこなせるのでしょうか?
千のスキルを持つ冒険者かもしれません。
「……ふっ、ふざけ……るな……。俺は、古谷良二を暗殺し……て……強く……)」
普通の人間なら即死のはずが、さすがは高レベル冒険者。
心臓を剣で突かれてもなかなか息絶えませんが、リョウジさんのみならず私と冒険者たちも、彼を生かして地上に戻すつもりはありませんでした。
カワイはリョウジさんを殺し続けたことで恐ろしいレベルになっているはずなので、もし生かして地上に帰せば、誰でも容易に殺せるモンスターを世に放つことになってしまう。
そんな人と、あのシドウ総理を組ませるわけにいかない。
人殺しは悪いことですが、私も貴族の端くれ。
世のため、冒険者のため、カワイをこのまま見殺しにする覚悟はできていますし、他の冒険者たちもそれは同じです。
なにより、警察が入れないダンジョンは実質治外法権下にあり、実はこれまでも同業者殺しをした冒険者を密かに始末する、なんて事例も珍しくなかったのですから。
表向きは、モンスターに殺されたことにしていますけど。
「なんてことだ。俺のレベリングで初の死者を出してしまうとは」
リョウジさんのわざとらしい呟きに、私たちは全員無言で首を縦に振りました。
彼らは死にかけている人を見殺しにした罪悪感よりも、リョウジさんに暗殺者が送られてきたことにショックを受けています。
そこまで冒険者は嫌われているのかと。
今の日本に冒険者の居場所がないという事実にショックを受け、しばらく死にゆくカワイを見つめるしか術を持たなかったのです。
「リョウジさん、私もトドメを……」
「イザベラ、必要ない。もうすぐ川合は死ぬのだから」
確かに、カワイが死から逃れる術はもうないでしょう。
ショックも大きかったので、私たちは彼が完全に死ぬまで、その場に立ち尽くすしかできませんでした。
「(……い……しき……が……)」
俺は冒険者特性を得たが、冒険者という仕事が大嫌いだった。
最初はこのスキルを気に入っていたんだ。
『暗殺者』やそれに類似するスキルを持つ冒険者はそれなりの数がいて、暗殺者とはいっても素早さを生かした戦闘を主体に行い、モンスターの急所を突いて簡単にトドメが差すことが主体であり、人気が高いスキルだったからだ。
盗賊系スキルの上位職でもあったので、ダンジョンや宝箱に設置されたの罠の発見と解除もできるとも聞いていた。
実際、簡単にスライムを倒せ、順調にレベルが上がり、罠の解除、宝箱の鍵開けと大活躍し、ダンジョン攻略は他の冒険者たちよりも早いぐらいだった。
ところが、十階層付近で俺は停滞した。
いくら頑張ってレベルを上げても、十階層のモンスターに苦戦することが続く。
『川合、お前は使えないな。暗殺者スキルの無駄遣いだな』
『まあ、その辺が限界ってところなんだろうぜ』
『一生十階層で頑張ってくれよ』
最初は暗殺者スキルを持つ俺を重宝し、 スカウトしたパーティメンバーたちにも見捨てられ、俺はソロでダンジョンの一桁階層をウロウロする冒険者になってしまった。
血の滲むような努力を重ねてレベルを上げても、一向に俺は十階層を突破することができないのだ。
『クソォーーー! 俺はどうすれば!』
苦悩の日々が続くが、人生の転機は運悪く冒険者殺しに遭遇してしまったことだ。
『獲物見っけ』
基本的に冒険者は、レベルが上がるほど 知力が上がって常識的な人間に近づいていくが、どうしてもたまに人格破綻者が出てしまう。
それも、レベルが上がって常人離れした能力を持つ人格破綻者なので、犯罪に走られると押さえつけるのに苦労するのだ。
とある快楽殺人犯に冒険者特性が出たばかりに、そいつはダンジョンに潜んで冒険者を殺すようになっていた。
どんな冒険者でも楽しく殺せるよう、奴はレベルアップと鍛錬を惜しまなかったので、その存在が公となった時に大騒ぎとなった。
犠牲者は出続けたが警察では手に負えず、次々とダンジョン内で行方不明になる冒険者……その正体すら不明という有様だった。
当然注意するように言われていたのだが、俺は運悪く、獲物を探していた奴と遭遇してしまった。
『死ぬ直前まで泣き喚いてくれよ。 俺はその声を聞きながら人を殺すのが大好きなんだ』
いまだ十階層を突破できない戦闘力しか持っていない俺を、殺人鬼は恰好の獲物だと思ったらしい。
俺は死を覚悟したのだが、破れかぶれでこれまで習得していたものの、 モンスターには一切効果がなかった『即死』を使った結果……。
『そ、そんなバカな……』
『……効いた!』
これまで、 どうしてスライム一匹殺せない『即死』を自分は習得したのかよくわからなかったが、その答えは、『即死』は人間には絶大な効果を……いや、人間にしか効果がないであった。
『じゃあ俺は……』
命が助かって安堵したのもつかの間、俺は冒険者として大した実績をあげられないことを理解してしまった。
他の『暗殺者』スキル持ちとは違って、俺は人間を殺す能力に特化していることが判明したからだ。
『……クソォーーー!』
殺人鬼を殺した俺は、これまでモンスターを殺した時とは比べ物にならないほど、一気にレベルが上がった。
ところがそれだけレベルが上がっても、やはりモンスター相手では十階層を突破できない。
いくらレベルが上がっても十階層までしか潜れない自分に我慢ができなくなった俺は暗殺者としての道を歩み、『即死』のおかげで裏社会では有名人になれたし大金を稼ぐこともできたが、心は晴れなかった。
『(俺は、どう頑張っても冒険者として大成できないんだ!)』
いくらレベルが上がっても十階層付近でウロウロし続けるしかない冒険者を続けるのなら、暗殺で大金を稼いで第二の人生に備えた方がマシ。
そう思った俺は、ひたすら暗殺を続けてお金を稼いだ。
暗殺者として名をあげたおかげで、あとは古谷良二を暗殺して大金を稼ぎ、獅童総理の仕事だけこなせば悠々自適の生活が待っている。
いや、冒険者としては桁違いな強さを見せる古谷良二を暗殺できれば、大幅にレベルアップした俺もダンジョンで活躍できるかもしれない。
だから俺は、古谷良二の暗殺依頼を受けたのだ。
だが……。
「ふ……るや……りょう……じ……」
それがまさか、人殺しの技術で古谷良二に返り討ち打ちを食らってしまうとは……。
結局俺は、冒険者ではなく暗殺者としてダンジョンで死んでいくのか。
無念だがもう意識が……。
「死んだな。イザベラ、レベルはどうだ?」
「レベルですか? えっ? このところなかなかレベルが上がらなかったのに、一気にこんなに?」
「奴の『即死』は俺に効いていたんだ。『蘇生リング』でその都度すぐに生き返っていたから、みんな気がつかなかったけど」
「リョウジさんを何回も殺したことで、カワイはとてつもないレベルに上がっていたんですね。そして、そんなカワイが……」
「俺が倒したが、今日のレベリングに参加している人たちもちパーティメンバーなのでレベルが大幅に上がっているはずだ」
「あっ! 急にレベルが三倍近くになった!」
「俺も!」
「私もだ!」
川合は死んだ。
俺を殺そうとした暗殺者であり、自分の『即死』がなかなか通用しない俺に苛立って隙を作り、俺に殺された。
その影響でイザベラを含む、レベリングに参加していた冒険者全員のレベルが大幅に上がり、みんな驚いている。
「……川合を倒した経験値だと思うと少し複雑ですが……」
「言うな。奴は、古谷さんを暗殺しようとした。このダンジョンという治外法権下では、己の命は自分で守らなければならない。一対一でカワイのような冒険者に殺されても文句は言えないし、命を守るために自分で手を汚す必要だってあるのだから」
「自分で手を汚す……」
「今回は、古谷さんがやってくれたがな。この川合という男。レベルは高かったが、対モンスター戦闘力が異常に低かった。だから後方で古谷さんの近くにずっといたんだろうな」
「冒険者なのに、対人暗殺能力に特化か……。ある意味、不幸な奴だったな」
「そうですね。川合はモンスターに食われて死んだ。そのモンスターに逃げられて死体の回収も困難だった。じゃあ先に進みましょう」
川合の死に動揺していた冒険者たちだったが、地上に戻るつもりはなく、ダンジョン攻略を開始する。
奴の死体はそのままにし、着けていた装備や所持金は無視された。
下手に回収した結果、あとで足がついたら堪らないと思っているのだろう。
イザベラと彼らは、自分も俺の共犯なのだと内心認めたはずだ。
「リョウジさん、やはりカワイを送り込んだのは?」
「獅童総理だろうな。とはいえ、日本の警察が奴を逮捕するのは難しいだろう。逆に獅童総理も、川合殺害の罪を俺たちに問えない。死体も証拠もないからな」
いつまでも川合のことを気にしている時間はない。
なぜなら、獅童総理が冒険者に対し強硬な手段に出る日もそう遠くないことがわかったからだ。
「みなさん、ダンジョン攻略は順調ですね」
俺が川合を倒した経験値のおかげで大幅にレベルアップしたみんなは、順調にダンジョンを攻略し、無事にアナザーテラに辿り着くことに成功する。
「ここが、新天地」
「俺たちの新しい国」
「アナザーテラのダンジョンなら、買取所に搾取されたり、重税を課されることもないのか。ようし、早く引っ越してダンジョンに潜るぞ」
トラブルはあったが、無事に高レベル冒険者たちをアナザーテラに導くことができてよかった。
「レベリングと、引っ越しの準備も急がせないと」
「そうですね」
獅童総理による、冒険者特区の占拠。
俺を暗殺できる川合の死により、噂ではなく事実になりそうだ。
プロト1に、引っ越しの準備を急がせることにしよう。
「……はあ……」
「なんだ? 溜め息をついて」
「いくら上からの命令とはいえ、こんな任務やりたくないですね」
「だな。だが、俺たち自衛官は上からの命令に逆らえないからな。戦前の反省を経て、シビリアンコントロールってやつになったからな」
早朝、我々の部隊は上野公園ダンジョンを包囲していた。
それもパレードでも訓練でもなく、上野公園ダンジョンを占拠するという戦争のために。
他の部隊も全国の冒険者特区を包囲し、これからすぐにでも戦争が始まるだろう。
いや、自衛隊は他国の占領を認められていない。
あくまでも日本である冒険者特区を冒険者から取り戻す、防衛出動という位置づけだ。
「我々は、シビリアンコントロールは素晴らしいことだと教わっていましたが……」
「政治家の方が好戦的なのは想定外だったな」
シビリアンコントロールは素晴らしい。
そういうことになっているが、それはあくまでも文民が優秀で冷静であったらの話だ。
とはいえ、それでも自衛隊は法に従い、日本全国の冒険者特区を占領しなければならない。
もし戦闘力が高い冒険者に抵抗されたら、戦後初の戦死者が出そうだな。
世間は大騒ぎになるだろうが、獅童総理は支持率がゼロどころか、マイナスになっても衆議院議員の任期満了まで総理大臣を辞めないだろう。
今全国で強引に建設を進めている、核融合発電所に反対する地元住民を警察に強硬排除させるくらいはヤバイ男なのだから。
「では始めようか」
やはり中止……なんて夢を一瞬見たが、当然そんなことはなく、全国の冒険者特区に自衛隊の部隊が雪崩れ込んだ。
抵抗する冒険者がいても極力生かしたまま無力化せよと上官から言われているが、そんなことはまず不可能だ。
つまり、殺しても罪には問わないと言っているに等しい。
「しかしまぁ、冒険者ってどうしてこんなに嫌われているのかね?」
この世界から消えた、エネルギーと資源を供給しているインフラみたいな存在なのに。
実は、自衛隊員で冒険者を嫌っている人なんてほとんどいない。
そもそも装備している新装備の魔銃や魔火器、他の装備もすべて、今ではダンジョン由来技術の装備に切り代わっているし、艦船、車両、飛行機などもすべて、古谷良二が見つけたムー文明の遺産なのだから。
税収が増えたおかげで、自衛官の待遇も大幅に上がった。
大半の自衛官たちは、命令だから仕方なく冒険者特区に攻め入るって感じだ。
「人間は嫉妬する生き物ですからね。冒険者が稼ぐのを嫌っているんでしょう」
「そんな下らない理由で……」
「その親玉が獅童総理なんですけど」
「ダンジョンがなかったら、常温核融合技術を実用化した彼は世界の英雄だったからな」
冒険者の反撃に備えながら冒険者特区に侵入するが、随分と静かだった。
最近、治安が良く、税金が安い冒険者特区に富裕層が大勢引っ越しており、彼らは完全武装した我々を見て驚いていた。
「第二目標、特区役所。第三目標、イワキ工業本社、第四目標、冒険者大学」
「隊長、第一目標は?」
「知ってるだろう。古谷企画本社だ」
国税の納税を拒否している冒険者特区の接収が目的なはずなのに、なぜか我々の最重要目標は古谷良二が持つ資産価値世界第二位の一人法人『古谷企画』というのが、獅童総理の思惑が容易に見えてしまう原因でもあった。
「マンションの一室に一個中隊で攻め入るって、これはギャグなんですかね?」
「悲しいけど、事実だ。事実は小説よりも奇なりって言うだろう?」
それでも命令は命令だ。
完全武装した自衛隊員が、古谷企画のあるマンションの一室のドアを魔銃で破壊して内部に突入したする……のだが……。
「隊長、なにもないです!」
「なにもない?」
急ぎマンションの一室に入ると、室内には本当になにもなかった。
まるで販売する前のマンションのようだ。
「隊長! これを見てください!」
唯一あったのは、フローリングの床に上に置かれた紙が一枚だけだ。
それを拾った隊員から手渡されて確認すると、紙にはこう書かれていた。
『古谷企画本社は、トレント王国に移転しました。連絡先は……』と。
メールアドレスが書いてあるが、これでは自衛隊にはどうしようもできない。
古谷企画本社の接収は失敗というわけだ。
『イワキ工業本社の接収にも失敗しました! 本社ビルは完全に空です』
「だろうな」
自衛隊による初の治安出動であったが、一人の戦死者……殉職者も出さずに済んでよかった。
自衛隊が冒険者特区に攻め入る情報が事前に察知されていて、大半の冒険者が不動産以外の資産を持ってトレント王国か海外に逃げていたので、我々はなんの成果も得られなかったこと。
『今回の自衛隊出動に関して、法的根拠はどうなっているのか?』と世界中から獅童総理に批判が集まっていること。
日本の財政が急速に悪化しているなか、自衛隊員を多数動かして多額の予算を無駄にしてしまったこと。
獅童総理の支持率は、他の内閣ならすでに崩壊しているはずだが、彼は辞職する気などサラサラないようだ。
それでも死人が出なかったのは最大の成果だと思う。
可哀想に、獅童総理が激高して自衛隊のトップは全員クビを切られたけど。
獅童総理の衆議院議員の任期はまだ三年近くある。
日本の苦難はまだ続くということだ。
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