このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(536文字)
異能があるのはスペランカー男とバンドを組んだ女である主人公。 彼女が、自分を口説いてきた相手に対して過去の物事を話して聞かせる作品です。 タイトル回収があざやか。バンドものの作品、すごくエモが極まってると思うのですが、この作品もめちゃくちゃエモくてよかったです。 前半と後半の感情の対比とタイトルがとても美しいです!エモとバンドが好きな人には是非読んで欲しい作品です
往年のファミコンゲーム「スペランカー」恐らく主人公の最弱ぶりは世界一ではないでしょうか(^^)そのスペランカーに立ち向かう、強き少女の恋の物語です。さあ、今度こそ、僕たちにエンディングを魅せてくれ!
女性の語りがリズミカルで心地よい作品です。これは間違いなく「声がいい」!そして、前半と後半のバランスが最高でした。あそこで切る作品もあると思うけれど、終わらなかったことで、より物語が鮮やかに彩られるように感じます。