題名にある「踏み出す」。それは自らの立ち位置を能動的に変えること。冒頭で描かれるのは、ほんの些細な話。しかし本人にとっては重大な事。人生を変えるのは、ほんの小さな一歩から。その瞬間を親しみと読みやすさを両立させた文体で描きます。