唐突のビジネス。なんでやねん。

 いや、面白いとしか言いようがないですねw

 人が面白いと感じるのは「ギャップを感じた時」だそうです。人がバナナの皮という取るに足らないもので転んだり、校長先生が真面目な話をしている時にカツラが落ちてしまったり。そういうギャップ。

 この作品は、ギャップを最大限に活かしています。だって、復讐にクラウドファンディングですよ!? なんでやねん、と突っ込まざるを得ません。そして笑わざるを得ません。ずるいです。

 復讐モノということで、シリアスな展開を覚悟していたのですが、予想に反して楽しみながら読めました。もう、泣いたらいいのか笑えばいいのか。シリアスとコメディーの境目を行ったり来たりしましたね。

 異世界にクラウドファンディングを持ち込むという斬新な切り口、大好きです。

 これからも応援しています!!