力が欲しいか……? なあ、力が欲しいか……?

作者 いのけん

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★★★ Excellent!!!

 雀荘で仮眠中の四十五歳の男性の元に、突如降臨した「何か力を与える存在的なやつ」のお話。

 タグにもある通り、まさにコントそのもののお話です。
 といっても別に台本形式とかではなく、ちゃんと小説として読めるのが嬉しい、っていうかすごい。
 読者が受け取っているのはあくまで文字情報だけなのに、しっかり脳内で「コントらしいテンポのいい掛け合い」が再生される、つまり面白く読めるというのはなかなかの特殊技能だと思います。

 いやもう、単純に笑いました。勢いがすごいし小気味良い。
 内容が内容だけにあれこれ言うのも野暮というか、もう「笑えるので読んで!」くらいしか言えることがありません。だいたいにしてタイトル+キャッチの時点ですでに面白いので、そこで「おっ?」と惹かれた方は是非とも読んでみてください。面白いよ!

★★★ Excellent!!!

 力が欲しいか……と神様っぽい老人が語りかけてくるところから始まるお話です。
 神様も良いキャラをしてるのですが、突っ込みをいれている主人公の言葉のキレがめちゃくちゃ良くて、コントを見ているような気持ちになりました。
 テンポの良い会話劇がすごく心地よい作品でした。読んでいて「わはは!」と肩の力を抜いて読めるので、疲れているときや、一日の終わりに読みたい作品です。
 タグにもある通り麻雀ネタなのですが、麻雀がわからなくても大丈夫なので読んでみてください!