……ドキドキハラハラ(>_<")
作者からの返信
水守様、コメントありがとうございます。
虎穴に入らずんば虎子を得ず
毒食わば皿まで
なんか違いますね。
ここまできたらもうやるしかありません。
説得が届くのか、ナラージャに助けられて窮地を脱するのか。
次回、ある人物が動きます。
せっかく一人称「俺」をすべて「私」に変えたつもりが、ここにきて残っていたとは、しかも二箇所も。
いちおう本作で主人公ミゲルの一人称は「俺」だったのですが、ある時点から「私」にすり替えてあるんです。
地位と職責を思い知ったとき、変わらざるをえなかった。
それをいかに自然な流れで読ませるかに腐心しましたので。
探せばポイントは見つかるのですが、あえて気づかないほうが楽しめますね。
逆に「あれ? 主人公に一人称が変わっているんだけど」と気づけたら深く読み込んでいるなぁと、書き手である私も仰天してしまいます。
ネット小説はたいてい読み捨てにされるもので、重箱の隅をつつくような読み手はまずいないので。
まぁ今回のようにまだポイントを過ぎても「俺」が残っている場合もあるのですが(^_^;)
はい、私は、<俺>から<私>になったことに気づきましたよ。
ミゲルが重責にたえて活躍する場面転換でしたから、彼の成長を意識させる意図があるのかなと思っていました。仰天してくださいましたか?(笑)
時々、この作品をパソコンに音読させるのですが、滑らかな文章の運びにうっとりします。
作者からの返信
明千香様、おはようございます。
初めて気づかれたかもしれません。
明千香様、さすがの眼力畏れ入りました。
おっしゃるとおりで、急に重責を負わせれて、否応なく変わらざるをえない心境を「一人称」で表現していました。
「小説の書き方」関連の書籍では「一人称の統一」がよく言われているのですが、現実に変えざるをえない場面もあるよなと。
文章については、私がもともと「精読派」で、推敲するときに頭の中で読みながらやっています。書くときも基本的には前を読みながら引っかからないかに注意しています。
読み手としては、大量の小説を読みたければ速読もよいとは思いますが、物語を深く味わうならやはり「精読」かなと考えております。
なので「精読に堪えうる文章」がひとつの基準になっています。
まあ勢いを重視しているときもあるんですけどね。
コメントありがとうございます。