この描写、ゾクゾクする

 ひとつ、またひとつと、カウントダウンされていくのが怖いですね。
 ただ、それ以上に 萩原稀有さんの素晴らしいところは、「描写力」なのだと感じました。
 文芸同好会に所属されてるとのことで、やはり読んだり書いたりしてきた量が違うのだろうなと肌で感じました。
 あれほどまでに狂気を感じさせる言葉遣い、私にはとてもではないですが真似できません。

 話は変わりますが、同じ高校生だと知って仰天しました。恐ろしい筆力ですね。私にとってはそこが一番のホラーでした。
 ……お後がよろしいようで。