狩野派の若き棟梁となる狩野永徳は自派と自身の生き残りと誇りを賭けて絵師として、町衆として、一人の漢として、その技量と知恵と知謀の限りを尽くして戦国時代の実力者たち相手に勝負を挑む! 詠み始めたらやめられない、思わず一気読みしてしまった、あまりにも面白い大傑作! もっと早く読めばよかった。積読扱いにしていたのが悔やまれる。絶対おすすめ!
洛中洛外図を描いた人たちの物語がここに誕生。歴史にそった話とそこから想像する作者様の創造した話との融合がとても楽しい逸品です。丁寧な描写と読ませる文。謀に恋にと主人公が走り回る歴史青春小説。おすすめです!!