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2021年11月11日 08:41 編集済
芸術のありかたは多様だと思ってますが……使われてこそといった文章が心にのこりました。後世にのこってこそと、わりと本気で考えていたので目からウロコだったのです。成熟した文化圏では、芸術が暮らしにしっかりと溶け込んでいるのです。そんなありかたが理想なのかもです。きっと。作画中の描写が現場の臨場感たっぷりな感じで、読んでいてとても楽しかったです。棟梁としての覚悟やプライド、狩野の進む道……源四郎はほんとに大きなものを背負っているのですよね。孤独なのかもですが、仲間の存在を認め、ともに進めるのは得がたい救いでしょうか。
作者からの返信
代 居玖間 さまお読みいただきまして、ありがとうございます。日本刀はまだいいのですが、大工道具や包丁なんかは名工のものから使われて、使われて研がれてなくなってしまうのです。陶器なんかも、名物と言われるほどの茶道具でも、割れちゃえばせおしまいですし。この時代、工芸と芸術の境目は曖昧ですしね。しかも、源四郎(狩野永徳)の作など、権力者の建物に描かれ、権力闘争で焼かれてなくなってしまっています。芸術は永遠、なんて言えるのは、現代に生きる私達だからからかもしれません。コメント、ありがとうございます。
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芸術のありかたは多様だと思ってますが……使われてこそといった文章が心にのこりました。
後世にのこってこそと、わりと本気で考えていたので目からウロコだったのです。
成熟した文化圏では、芸術が暮らしにしっかりと溶け込んでいるのです。
そんなありかたが理想なのかもです。きっと。
作画中の描写が現場の臨場感たっぷりな感じで、読んでいてとても楽しかったです。
棟梁としての覚悟やプライド、狩野の進む道……源四郎はほんとに大きなものを背負っているのですよね。
孤独なのかもですが、仲間の存在を認め、ともに進めるのは得がたい救いでしょうか。
作者からの返信
代 居玖間 さま
お読みいただきまして、ありがとうございます。
日本刀はまだいいのですが、大工道具や包丁なんかは名工のものから使われて、使われて研がれてなくなってしまうのです。
陶器なんかも、名物と言われるほどの茶道具でも、割れちゃえばせおしまいですし。
この時代、工芸と芸術の境目は曖昧ですしね。
しかも、源四郎(狩野永徳)の作など、権力者の建物に描かれ、権力闘争で焼かれてなくなってしまっています。
芸術は永遠、なんて言えるのは、現代に生きる私達だからからかもしれません。
コメント、ありがとうございます。