7.おしゃべり好きなウサギ
とある
「うーん、どうしようかな?」
あっ。ウサギさんがどこかに
「タヌキくん、おはよう‼」
「ん?ああ、ウサギさんか。おはよう。」
「
「うん、
「ひまだったからおさんぽしてたの。」
「じゃあ、いっしょに
「うーん。
「そっか。じゃあ、また
ウサギさんはタヌキさんのさそいをことわったみたいです。そしてまたウサギさんは
「おはよう‼リスくん。」
「えっ。あ、ああ、ウサギさんか。ウサギさんはいつも
「ふふふっ。それがとりえですから。」
「それにしても、よくワタシを
「ん?そんなにふしぎなことかな。
「こたえになってないよ、ウサギさん。・・・あっ、まずい。はなしかけてくれたのにごめん。これから
「そっか。それはざんねん。またね。」
リスさんにはなしかけたけど、リスさんは
「キツネくん。おはよう‼ところで何してるの?」
「なんだ、ウサギか。みりゃわかるだろ。
「
「いい、いい。それより、そこどけてくんねぇか。」
「あっ、ごめんね。じゃまになりそうだからワタシはいくね。」
「ん?そうか。
「うん、またね。」
キツネさんにおいかえされたように
「オオカミくん。おはよう‼」
「またおまえか。かえった、かえった。オレはおまえとはなす
「そんなかなしいこといわないでよ。それとも、なにか
「ん?あ、ああ。あるぞ。ねるのにいそがしいんだ。だからかえれ。」
「え~。それってようじあるっていうの?わかった。はなさなくてもいいよ。ワタシはここでひとりごといっているだけだから。」
「けっ、かってにしろ。」
「ふふふっ、そうする。あのね、
そうですよね、
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