応援コメント

最終話:ひとりを始めよう」への応援コメント

  • 完結誠におめでとうございます。全116話、321,202文字、長いご執筆もお疲れ様でした。時折、芳しくないとのお声も聞きましたので、心配しておりました。三、四冊も出せる勢いでのご無事の着地、おめでとうございます!
    作者様の新境地もおありかと思います。
    見嶋くんへ、沢山免許取って働いてよ。なんて胸一杯です。ごちゃごちゃしたことを振り返るよりも前を向いて行こうね。
    家の長男もただいま資格取得中です。就業の為でして。親近感わくな。
    ともかく、感動をありがとうございます。_(._.)_🌸

    作者からの返信

    最終話まで、完走ありがとうございました。
    お忙しい中を縫っていただき、丁寧なレビューも心から嬉しく思います。
    体調は順調に悪いままです。今作は字数制限をせず、思うまま書いてみました。
    新境地。自分では意識していないんですが、どの辺りでそう感じていただいたんでしょう。

    行雄くんがこれからもずっと、ごちゃごちゃと自分に言いわけをしながら生きると思います。そうしないと仮に百点の仕事をしても、なにか忘れていると感じる人種です。

    一般に優れていると評価される人が居て、こうやるのが正しいとされる方法があって。でも自分にはできない、向いていない、なんてことは常にあります。
    それでもどうにか身に着けるのか、自分なりのやり方を見つけるのか、いっそ諦めるのか。どれが正解かはやってみないと分からないし、やってみても分からないかもしれません。
    それでも「アホか」で済ませてくれる隣人が居れば、行雄くんは「まあいっか」と思えるでしょう。

    そういう着地点を得ておくことが、最も重要なことかもしれないねというのが、今回の物語で言いたかったことの一つです。

    お子さんも悩み多きことと思いますが、成功とか失敗とかより納得できる結果を得られるといいのでは――などと無責任な他人のセリフですね。すみません。

    さておき、重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。

  • 完結おめでとうございます!
    「ぼっち」は自嘲的にも使われるネガティブな言葉ですが、それでもいいという自己肯定から、さらに一歩踏み出して立派な「ひとり」の人間としての責任を負って人生を歩く。
    物語のテーマとして一本通ったものが、すごくいいですね。

    思い出の白いコマが手元に戻ってきて、七瀬先生とも「ひとり」と「ひとり」として向き合う関係に。
    これまで描かれてきた行雄くんなりの足取りが、確かな成長を刻むものだったと再認識できるラストシーンに胸がいっぱいです。

    毎日ほんとうに楽しみに追っていたので、寂しくなるなぁ……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
    連載お疲れ様でした。素晴らしい物語を、ありがとうございました!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
    また、労いのお言葉。それ自体が作品レベルのレビューも頂戴しまして、感謝の言葉が足らずに困るほどです。
    とにもかくにも、ありがとうございます。

    今回の物語は『ひとり』がキーワードになっています。
    あえて漢字で『一人』と『独り』を使い分けなかったのにも、そこに意図があります。
    というのも察していただいているから、このコメントをいただけているとは思いますが。

    仰る通り、行雄くんが孤独である『ぼっち』から独立した『一人』の大人(のスタート地点)に至るまでを描いたつもりです。
    さらに言うと七瀬先生、弥富先輩、明椿さん、恵美須さん、おばあちゃん、にもそれぞれの『ひとり』な状況があります。
    行雄くんがそれらに関わり、意識しないうちに互いに影響を受ける。というのも織り交ぜました。
    自分ではうまくいった気がしているのですが、こればかりは読んでくださった方の反応次第なので不安ですね。

    ラストは行雄くんの想いが報われる形です。それも誰かが導いたわけでなく、自分でそこへ。
    でないとこの物語は終われないと思いました。
    行雄くんなりの足取り。たくさんの出来事が、実現させたと書き手ながら信じています。

    毎日欠かさずコメントをいただけるのが、毎度言ってしまいますが、心の支えになります。
    いくつか温めている、また別の作品にもまたお越しいただけるといいなあと高望みしつつ、今回の物語を締めさせていただこうと思います。

    あれとこれとと並べればきりがないほど、たくさんの感謝を篭めて。ありがとうございました。