過去の別れの後、『タク兄』が幼い行雄くんに向けた感情は、自身の存在意義を問うようなものだったんでしょうね。
でもあれから月日が経って、新たに先生と生徒として、決して軽くはない交流があって。それは七瀬先生にとっても、自分の立ち位置や進む道を再確認するのに大きな意味を持つものになってるんじゃないかな……と思うんですが。
ラスト2行が苦しいですね。ちゃんと再会できて良かったはずだと思いますよ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
幼い行雄くん。まだ子どもだったタク兄。
起こったことを受け入れる器って、年齢などで一概に量れるものではないですよね。ふたりともに、重大ななにかを別れの瞬間へ置いてきたようです。
仰る通り、偶然にも再会して、密な時間を過ごして。やはり、ふたりともに何か別のものを見つけていてもおかしくないですね。
この再会の価値は、どちらかひとりで決めるものではありません。
良い結果になることを祈ります!
決定的瞬間を第112話まででひっぱられましたね。短いパスの伏線ではないので、明らかにならないかとドキドキされたのではないでしょうか。勿論、ネタバレ的なコメントを書くことはないですが。流石、作者様だな。
作者からの返信
決定的「瞬間」と言われると、三話に跨いでいるので、そんな瞬間があったかなあと考えてしまいます。
タク兄の正体をこんな終盤まで引っ張ったので、もったいをつけさせていただきました。