あとがき

あとがき

「歌姫の守護者たち〜星野真一の物語〜」を最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございます。

ノリで始めたこの小説も、本当は何度も何度も途中でやめようかと思っていました。それは、反応が少なかったからです。しかし、色々なつてで多くの人から感想がもらえるようになってからは、続きを書こうというモチベーションが湧いてきました。私の小説を楽しんでくれる人がいる、続きを待ってくれる人がいる。そう感じると、私もそれに応えたいと思うようになりました。

真一くんは、優秀だけど頑張っても報われないキャラとして描きましたが、それは、今の私自身を投影していたのかもしれません。辛くても、何かが好きだから頑張れる。それが結果に繋がらなくとも、好きになった自分に誇りを持ちたい。私の小説も、そんな精神で書き上げました。私の作品よりも素晴らしい作品は世の中にたくさんあります。しかし、例え私の作品が他の多くの作品の中に埋もれてしまおうとも、この作品が好きだって思いだけは、否定したくはありませんでした。

ミノリは、片想いの象徴として描かせていただきましたが、それもさっきの話に繋がります。きっと真一は、ミノリが100%振り向いてくれないと分かっていても、彼女を嫌いになることはないでしょう。それが好きって気持ちなのです。相手が好きになってくれないから嫌いになるなんて、そんな弱い気持ちではないのです。・・・実際の恋愛は、知りませんがね(笑)


私個人の、色々な考えや思いを込めたこの作品は、私にとっても大切な作品です。

この物語は完結してしまいましたが、真一やミノリの話はこれで最後ではありません。真一がSOLAに入隊して、ミノリとの恋に落ちるまでの経緯も考えてあります。また機会があれば、彼らの物語をより詳しく書いていきたいと思います。ありがとうございました。

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