編集済
人間の心理が暴力的なまでに生々しく描かれていて震えました
特に、最後の畳みかけるような怨嗟には迫力があって、太陽の立場の転換がすごく立体的で重厚だな、と
あと、冒頭の「段差に足を取られない程度には明るく、現実感を隠すには十分暗く」
この表現がめちゃくちゃ好きです。
黄昏時に合わせた時刻設定なのに、直接黄昏時とは表現しない。チープな表現や慣習に頼らない、読者に下駄を預ける描き方として、理想の一つだなと思いました。
月並みですが、本当に比喩力、感情の表現がプロ顔負けだな、と思います…!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね、心理描写の生々しさが私の持ち味です。
プロ顔負けと言っていただけて嬉しいです……! もっとレベルを磨きたい……!
またよければ続きもお付き合いください!
Twitterから来ました!
人間の醜さというか、汚さというか凄く上手く表現されているなと思いました。
あっという間に1章を読んでしまいました笑
続きも時間があるときに読ませてもらいます!
非力ながら、星等で応援させてもらいました!
これからも頑張ってください!
もしお暇でしたら、私の作品も覗いて頂けると嬉しいです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
人間を生生しく書くのが私の持ち味だったりします。それを復讐ものというエンタメ性の高いものと抱き合わせたらどうなるだろうと思って今作を書きましたが、好評なようでよかったです。
執筆が落ち着いた時にでも遊びに行かせていただきますね……!
太陽が強者になったのを描き、
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石田が太陽に向ける目はまさに弱者が強者を見上げるそれだった。太陽が石田にとって、初めて強者になった瞬間だった。
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石田が弱くなった(正確に書くと醜くなった)
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人を見下し、軽んじ、踏みにじってきた少年・石田和馬。
その最期は潰され、血にまみれ、実に凄惨なものだった。
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のを描くのは、一話目の終わりの部分として素敵だなと思いました。
これがこの物語のチュートリアルですよ、スタンダードな話ですよ。
という感じがして、よかったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。遅くなってしまい申し訳ありません。
まさに復讐の形や強者弱者の意味を伝えるチュートリアルのように書きましたので、意図を褒めていただけてとても光栄です。
コメントを励みに、今後の執筆活動も頑張ります!
マミカと申します。
一気に一章を読んでしまいました。
自殺したら死神になるという発想が面白いです。
復讐の物語はあまり好きではなかったのですが、石田が死んだ瞬間はスッキリした気持ちとなんとも言えない苦い気持ちを味わいました。
人間の暗い部分が見え隠れする興味深い作品です。
この先も読んでいきます!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
自殺したら死神になるという発想自体は私が子供の頃に読んでいた作品の真似になるのですが、そこが面白いと言っていただけるので意外に思っていたりします。
ただのスカッとではなく人間の善意悪意にも着目した作品になりますので、お気に召しましたらまたよろしくお願いします!