これを読まなきゃ夏は始まらないし、終わらない

卑屈で引っ込み思案なすずちゃんがお祭りにわくわくどきどきし始める。そのわくわくどきどきが伝わってきて、夏祭りを全力で楽しんでいたあの頃が懐かしくなる。
と、卑屈な子が祭りを通して人と出会い心を弾ませていくだけでは済まない!ファンタジー要素が盛り込まれたどんちゃん騒ぎ。客に混ざってガヤを飛ばしたくなる賑やかさ。とっても楽しい
特別な存在に見える子がとるふとした行動が普通の女の子、男の子。お祭りの外では普通の子だけど、お祭り中は特別!ってところ、胸がときめくばかり。
夏が来ると読み返したくなる作品です