風来のシレン 月影村の怪物

 で、なぜこんな作品をものしたかと言うと、なんといってもナギの存在である。




「仲良しの子を救うために猪突猛進してしまったガキ大将」




 と言うありがちなキャラながらも、とにかくその手のセリフが多すぎる。

「俺は帰らねえぞ、フミを助けるって約束してくんなきゃ!」

 からの


「本当は俺すげービビっててよ、だからあの

 ……もれそうなんだ。早く帰ろうぜ」


 である。


 以下、ダンジョン内でのセリフ集。

通常:「ガ、ガマンできないよぉ……」

瀕死:「もれる前に倒れちゃうよ……」

再開:「あっ来てくれた、早く帰ろうぜ、おれまだガマンしてるんだ」



 それで月影村に連れて帰ると

「じいちゃーーん!」

「ナギっ!うおおおおーーーっ!」


 抱き合うはずが華麗にスルー。


「な……」

「もれちゃうーーーーーーーーーーーっ!!」


(そういう音)


「まにあった……」


 と、この時点でかなり濃い。




 それで村に戻ってからも

「俺も付いて行くから!」

「と思ったけど急に漏れそうになったから先に行ってて~~!」

「と思ったけど出そうで出なくなっちゃった」

 である。


 しかも強力なアイテムを持って来てくれるイベントでも


「俺もれそうだったんで取らずに帰って来ちゃったんだ」

 である。



 スタッフは割と本気で何を考えているのだろうか。




 ああ、さらなるダンジョンでもその手のセリフがあったはずだが覚えていないので省略。


 ちなみにこのゲーム、ポチを仲間にするとダンジョンでおしっこをしてそこに草を生やしてくれる。音は言うまでもなくナギがした時と同じであり……。

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下らないけどピースフルなゲームのお話 @wizard-T

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