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目次
オルクセン軍野戦調理教範⑥滋養あふれるエンドウ豆スープ
＜動物性食品の調理時間目安＞
新鮮な牛肉 ２時間半から３時間
新鮮な豚肉 １時間半から２時間
加工牛肉 ３時間半
加工豚肉 ２時間半
ベーコン １時間半
ヴルスト ２０分温めただけで供給可能
牛缶 そのまま供給可能
＜植物性食品の調理時間目安＞
ジャガイモ ２０分
サヴォアキャベツ １時間２０分
白キャベツ １時間２０分
紫キャベツ ２時間
ザワークラウト １時間４５分
ケール １時間２０分
ニンジン １時間
インゲン １時間４５分
セロリ ２時間
トマト １５分
大麦 ２時間
パスタ １０分から２０分
エンドウマメ ２時間から３時間
インゲン及びソラマメ ２時間から３時間
レンズマメ ２時間
大豆 ２時間
＜滋養溢れるエンドウ豆スープ＞
まず、エンドウ豆は前日より水に浸しておく。
浸水は栄養素を含むため、調理に再利用すること！
炒めたベーコン、キャベツを加え、塩とハーブを中心に調味料で味を調える。
パンを細かくしたもの、もしくは小麦粉でとろみをつけると、腹持ちも良くなる。
肉類かヴルストを出来うる限り追加することで、兵士たちも満足することだろう。
このレシピは、他の豆類にも応用できる。
オルクセン軍歌＜エンドウ豆とベーコンのスープ＞
今日も埃まみれの猛訓練だ 骨まで軋む
そしてまた怒鳴られる
だから自分に美味しいご褒美だ
泥まみれの教練のあとには
野戦炊事車からエンドウ豆とベーコンのスープ
ホタテやキャビアは食通ぶったボンボンの食い物だ
俺たちはそんなものに興味はない
もっと男の食い物がある
精強な軍隊の食い物がある
俺たちがくたばっても きっとあの世にも御馳走がある
きっと素晴らしい御馳走がある
素晴らしい御馳走があるに決まっている
※ベレリアント戦争においてエンドウ豆スープを大量支給された兵士たちから自然発生的に生まれた流行歌。戦前には既に存在したとも伝わるが、はっきりしない。
歌詞の大半はボヤきであるようにしか聞こえず、ある意味で無垢な兵隊の心情を歌い上げたものであり、そうであるからこそ流行したのだろう。
（続）
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