第一章 あらすじ キャラクター 用語解説
過去より未来へ 第一章 大罪人は飛来する
あらすじ
記憶喪失の青年は、血に塗れた第三区画のなかで目が覚めた。彼が到着した日本は、
周防分区は規模が小さく他に奴隷がいなかった。
三度目の襲撃の際、日本の地下水路へと墜落した青年は、自分がルベラの事件の原因となったこと、第三区画に本来乗っていた二十人超の人間を自分が殺していたことを思い出す。権力者には十二時間の絶食が死に直結するという制約があった。防衛機制に身体を支配され、戦闘の果てにルベラを食べてしまうというところで、青年は自らそれをを破壊し、結果として取り戻した記憶をさらに沈降させる。目が覚めた病室で、自らの罪を再び忘れたブレは戦闘中の謝罪により彼を許したルベラと穏やかに食事を共にするのだった。
登場人物紹介 9名分
ステータス表記は1(最小)~5(最大)の5段階表記ですが、しばしばバグります。
☆ブレ・ベスト
異能バトルものの一章なのに、同じ少女に三回こてんぱんにされて三回気絶しているなさけない男。目が覚めたらなんか血まみれの電車のなかにいたところ、引き取られて、三王国への帰還までの二か月間周防分区で生活することになる。
正義感3/
☆メーゼ
能力者
赤髪で周防分区長の女性。白と赤のオッドアイ。常に眠たそうにしていて、ブレに無理難題を押し付けたり自分の提出書類を忘れたりしている。
能力名『』(未公開)
正義感5(自称)/自分は運が良い6/自分は前途洋々だ6/自分は美人である6/分区員が大切だ7/ビジュアルが違うだけでご飯は
☆
周防分区長の副分区長の青年。基本的にメーゼの後始末や施設の補修をしている。何でも万能にできるが、料理をビジュアルよく作ることができない。同じ権力者のブレの世話を焼いている。
正義感4/常権練度5/いまの自分の仕事が好きだ5/能力者は気安く施設を壊すな5/ブレは物覚えがいい4/メーゼがこれまで壊した質量で周防分区がもう一個作れる8/ルベラの料理の出来に嫉妬している7
☆ルベラ
能力者
白い短髪にガーネットの瞳の少女。新しく来た権力者をビビらせてやろうとちょっかいを出したら、まさかの宿敵で激詰めした。かつて仕えていたイストル大公の命じていたことに従い、彼を許した。
能力名『
正義感0~3/権力者への憎悪8/ブレへの憎悪14→2/三王国に帰りたい2/任務とは関係なくいい食材を探しに出かけたい5/日頃施設を壊している分、栫に料理とか掃除とか教えて恩を返したいが、彼も権力者ですし……4
☆セス
能力者
ドレスにネックレス等めちゃくちゃゴテゴテした服飾の女性。能力によって人の視界から外れると別の人の眼前にテレポートしてしまうが、周防分区を覆う結界によって迷子になることを防がれている。優しい性格。
能力名『
正義感5/ご飯がすき5/お喋りがすき5/周防分区のみんながすき8/ドレスがすき4/ブレが来たことについて、賑やかになってうれしい5/自分の能力がすき2/――の全う10
☆ジア
能力者
周防分区所属の壮年の男性。ガタイがよくて凛々しい。
能力名『』(未公開)
正義感4/責任感5/ブレ歓迎度3/肩車しているエッカーナが落ちないか心配5
☆エッカーナ
能力者
周防分区所属の少年。わたわたと走り回り元気。
能力名『』(未公開)
正義感0(わかんない)/責任感0(わかんない)/ブレ歓迎度5/肩車から落ちそうになってもジアが何とかしてくれる5
☆ヘロン
能力者
周防分区南棟の能力者。光って浮く自らの周囲を幻想の世界に変える、全盲の少年。浮きながらご飯を食べるのが上手い。
能力名『
技『
正義感2~5/責任感2~5/星は美しい5/海は美しい5/分区員は大切だ5/1という数字が嫌いだ20
☆ヴァータ
能力者
周防分区南棟の能力者。服をたくさん着込んだ貞子みたいな長身長髪の女性。瞳は藍色で充血している。能力によって、日本全土の人間の傷を肌に負い、その痛みを周囲にばらまいている。
能力名『
正義感5/ご飯がすき5/お喋りがすき5/周防分区のみんながすき8/ドレスがすき1/自分の能力がすき-14/誰にも迷惑をかけないならいますぐに死にたい14
用語解説
地理
☆日本 デイツという巨木を中心に据えた湖畔の地域。本編の舞台。常権を使えない能力者たちが自治区としていて、周防分区などのように、分区というコロニーで暮らしている。湖の下には空間があり、そのまたさらに下には地下水路、『
☆三王国 日本以外の地域、能力者が
時代
☆
・
・
・
日本の湖の下に居ついている機械生命体。六本足の獣から、回転刃を持つ球など、さまざまなものがいる。人間を襲う。
権限一
・
権力者を覆う膜を強化し防御力をちょっと上げる
権限二
・
ドアノブを回すくらいの念動力を発生させる
・
自分の足を避けて回る火の玉を生み出し周囲を照らす
・
こいつ直接脳内に!! のやつ。片道接続の短いテレパシー
権限三
・
落ちてくるものを空中に縫い留める。権限三なので、あまり大きかったり重かったりすると縫い留められない。ひと二人くらいが限界。
権限四
・
手首から鋭い植物の枝を伸ばして攻撃する。鋭いのでつよい!
権限五
・
怪我を覆って回復を早める
・
灯篭を空中に投げることで、火が吹き消えると同時にテレポーテーションする。
まとめ
以上第一章でした。今後もぬぬぬっと更新していきますので、よろしくお願いいたします。
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