リアルなキャラの作り方～体癖論による十種分類～

各体癖の身体的特徴まとめ

　「体型・体格」

一種：首が太くて長い。また四肢も長い。体系は長方形で細長い。背筋が伸びている。足を机などに挙げて座ると安らぐ。伸びも効果的なリラックス方法。

　顎が細長く、カマキリのような形。

二種：首が太くて長い。体系は長方形で細長い。背中が少し後ろに反るため、顎が前に出てくる（猫背気味）。足を机などに挙げて座ると安らぐ。伸びも効果的なリラックス方法。

　顔はゴリラ顔。後頭部が絶壁。頬骨が目立つ。

三種：丸っこい体格。なで肩で背中や腰も少し丸い。胴は細いまた左右どちらかに重心が偏っているので、体から顔に至るまでゆがみがある。美味しいものを食べると喜ぶ。

　顔は童顔で下に小さくまとまっている。丸顔かうりざね顔。

四種：角ばった体格で、いかり肩。背筋も真っすぐ。胸板薄く、四肢も細い。太りにくい。

　面長で、眉が濃い顔をしている。

五種：体格は逆三角形で、筋肉質。肩や胸に比べて腰はかなり細い。緊張すると力が肩に入る。四肢長い。

　顔は猿顔。

六種：すらりと細長い。胸は薄くて肩は巻き肩。また首の頸椎の反りが悪く、首が前に出ている。二種以上に猫背の印象。肌は不健康とすら思えるくらいに白い。

　顔が少し赤みがかっている。また顎先が前に出ている。歌う時は特に顎を突き出して、少々上を向いて歌う。

七種：全体的に筋肉質な体系ではあるが、五種のように逆三角形ではなく、四角い。つまり全体的に抑揚のない体格。胸板厚く、胴と腰も太い。下半身に少々重みがあり、また片足偏平足。

　顔に関しては眉太で、小鼻が横に広がっている。

八種：全体的に筋肉質な体系ではあるが、五種のように逆三角形ではなく、四角い。ただしお尻にかなり重みがあり、捻れ型のためそれを歩くときに左右に振る。またむくみやすいため、どちらかというと三種のように丸っこい印象。肌は比較的白い。手首足首が緩い。

九種：体格は小柄で、肩幅狭い。骨盤が締まっているために前から見れば小さく見える。足では膝から上が長く、また太腿の張りがあるのでお尻がきゅっと上にあがっている。またお尻が後ろに出ているため、かかとを壁に付けてお辞儀をしようとしてもできない。体は胸板厚めで比較的筋肉質。縮こまったり狭いところに入ると安心する。

　顔も小顔で、パーツがそれぞれ中央に集まっている。また非常に眼光が鋭く、睨まれると怖い。

十種：骨盤が広いため、ふくよかな体系になりやすい。その為体格は大柄。若いときは骨盤が締まっていることもあり、その場合は加齢と共に太りだす。扁平な臀部は、後ろから見るととても広いことがわかる。

　鼻が大きい。

　「体質」

一種：頭をよく使うために睡眠時間が長い。その為睡眠時間が削れると不機嫌になる。自己暗示能力が非常に強い。

二種：頭の疲れを感じにくいが、代わりにその疲労が胃に流れる。低潮時には考えがどんどん悪い方へと落ちて行って、不安が不安を呼ぶ。

三種：食欲旺盛で、物を食べてストレス発散する。不調になると腸の動きが停滞して便秘気味になる。

　腰が丸いので、加齢とともに極端に腰が曲がることもある。

四種：普段は食欲もあるが、不調が続いたりすると下痢気味になり、また食欲もなくなる。感情を溜め込むのが原因で心が壊れたり、体が壊れたりする。

五種：呼吸器が強いが、腸が弱い。また体力を養うためによく食べるがそれほど胃が強いわけでもないので、胃を壊すことも。

　とにかく体を動かしたがる。体が動けば考えられるが、動かないとどうしようもない。

六種：呼吸器が弱く、それを補おうとしてか常に過換気気味。その為考えや行動が突発的だったりする。

　呼吸から得るエネルギーを得られていないという無意識の不安からか、「生きるために」食べ物を必死に食べる。

七種：泌尿器が敏感で、何かと尿意を催しやすい。何事にも突発的に反応し、体をねじって闘争の姿勢を作る。

　年を取るのが早い。

八種：泌尿器が弱く、水分や有害物質を尿として排除しにくいために、体が浮腫みやすい。汗もかなりかく。七種とは対極的に状況をじっくりと観察している。

　年を取るのが早い。

九種：骨盤が強く、生殖能力が強い。その苛烈な性エネルギーが集中力に昇華するため、非常に高い集中を得られる。体の不調の大体は骨盤が締まり過ぎる事。

　骨盤が閉じているため痩せやすい。また何歳になっても若々しい。行動がいちいちテキパキしている。

十種：体の不調の大体は骨盤が締まったり、ゆるみ過ぎたりする事。

　骨盤が開いているため太りやすい。また何歳になっても若々しい。行動がゆったりしていている。