各体癖の心理的特徴まとめ
「奇数体癖と偶数体癖」
まず、体癖は大まかに偶数と奇数で分かれます。奇数はエネルギーを発散しやすく、偶数は体の内に溜め込み、凝固しやすいという特徴があります。例えば人に悪口を言われた時、「瞬時に怒って殴りかかったり(七種)、その鬱憤をすぐ何か物事に集中して忘れようとしたり(一種、九種)」というのは奇数的で、逆にその時はあまり言い返せないけど心にはいつまでもその怒りが残っていたり(四種)、怒りを発散しようにもできなかったりする(六種)のは偶数的であるといえます。
簡単に言えば奇数は外向的で、偶数は内向的なのです。前者はエネルギーを集めるのが得意で、後者はエネルギーを集めにくく発散しにくいのです。別の言葉で言いかえると、ざっくりいって「きっぱり白黒突き、思考も早い」のが奇数で、「白黒はっきりせず、あまり考えや行動も早くない」のが偶数ということです。
それ以外に、奇数型は肉体のある部分がとても強いという特徴があり、一種は頭脳明晰であるから頭が強く、三種は食欲旺盛だから胃袋、五種は呼吸器が強く、七種は腰と体幹が強い。九種は下半身、特に骨盤が強いので生殖器が強く、年老いてもなお若々しいのです。
「体癖の型」
上下型や左右型など、野口氏は体癖を五種類の型に分類していますが、いまいちよくわからないかもしれません。それを直感的に分かってもらうには、赤ちゃんの行動が最もわかりやすいでしょう。彼らは本能的で、体に正直ですから。例えば抱っこしたときにする反応でまとめてみます。
上下型:足を延ばしたりして伸びる。
左右型:骨盤を軸にして、左右にくの字に曲がる。
前後型:上半身を前後に曲げたりそらしたりする。
捻れ型:上半身を左に向けた時下半身を右に向けるというように、捻じれる。
開閉型:ダンゴムシのように、腕の中で縮こまろうとする。
成人に成っても咄嗟の行動にはこのような特徴が出てきます。驚いた時上下型は棒みたいに伸びるのに、開閉型はその逆で、縮こまります。
これ以外に専門的なお話をすると、それぞれの型は体重の重心となる腰椎が異なるのです。それぞれ腰椎一番~五番が上下型、左右型、捻れ型、開閉型、前後型に対応しています。この時開閉型と前後型の順番が違うのに注意してください。ではなぜ腰椎が関係しているかといえば、腰椎のあたりには神経が密集していて、各々に密集する神経の種類が違うためです。わかりやすいのは左右型で、腰椎二番には消化器系の神経があるためによく食べるのです。また捻れ型は腰椎五番に重心がありますが、ここには泌尿器の神経があって、だから七種八種にはおしっこに関する問題が付きまとうことになってます。
「長所」
※それぞれの体癖が持つ特徴がいい方に働いたもの。結局、短所と長所は紙一重。
一種:
・数学や論理パズル、素粒子物理学における標準理論など、どんなに抽象的なものでも喜んで考えることができる。
・新しいものをゼロから生み出せる。
二種:
・地に足のついた妄想をするため、それが現実に役立つこともある。
・規則を忠実に守る。縛られてもあまり苦痛ではない。
三種:
・社交性が高い。
・感情が表に出やすいので印象が良い。
四種:
・控えめな性格なので人当たりが良い。
・聞き上手。
五種:
・何事にも打算的で計算高い。
・行動力が高い。
六種:
・壮大な妄想やインスピレーション、創造を得やすい。
・時折爆発的な行動力を発揮する
七種:
・どんな時でも臨戦態勢なので、緊急事態に強い。
・強い者には忠実。
八種:
・忍耐強い。
・弱者への面倒見がよい。
九種:
・集中力が非常に高く、その持続性も長い。
・仲間に対してはとても強い親近感を持つ。
十種:
・認めた人はとにかく親切に世話する。
・行動に理論立った理由や裏がない。
「短所」
一種:
・地に足付かない思考が得意なせいか、時折現実感がない。
・予定を現実に実行できない
・睡眠不足になると頭が働かない。
二種:
・現実に即した妄想が暴走して、ストーカーなど犯罪にまで発展することもある
・新しい物を生みだす能力に少し乏しい。
三種:
・感情に左右され過ぎる
・人の評判が行動軸になることもあるため、何事も中途半端なことがある。
四種:
・感情をうまく表に出せず心を壊しやすい。
・人当たりが良いため頼まれたものを断りにくい。
五種:
・打算的過ぎるため、人情や友情、感情を大切にする人とは分かり合えない。
・動いていないと何もできない。
六種:
・行動しようと思うことがなかなかできない。
・ドラッグなど依存性のあるものにはまりやすい。
七種:
・けんかっぱやく、現代社会では肩身が狭い思いをする
・何事も競わずにはいられない為、前途多難
八種:
・状況の変化に鈍感
・人の利点に悪口を言いたくなる。
九種:
・頑固で疑り深いので、社交性があまりない。
・
十種:
・人の面倒は見れるが自分の面倒はからきし。
・面倒を見たがり過ぎるため、おせっかいと煙たがられる可能性がある。
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