開発される。

予定通り彼は帰って行った。

まぁ仕事の出会いなんてそんなもんだ。

そう思いながらも連絡を取っていると、翌月またゴルフをしに仲間と来た。


バイト先にも指名で来てくれ、アフターも行った。

好きなものをタダで食べれる事だけで私は満足だった。


何十万もするブランドバッグなんて買ってもらえるほど自分磨きもしていない私にとっては十分だった。


それから彼はゴルフがあってもなくても毎月訪れるようになった。

ホテルの予約を代わりにし、自分も1泊した。

そう、同じ部屋で。


仕事の話や、プライベートの話をしていると、彼の手が太腿を触れる。

何事もないように話をつづける私。

どうしたらいいんだ…


そのままいやらしくスカートをまくり、下着の中に入る手。


「ちょっと~だめですよー」


口先だけ言ってみた。


まだ気持ちよさなんてあまりわからない私であったが、ほぼ毎日オナニーをしていたくらいエッチな事には興味はあった。


親指と人差し指で敏感な所をつまんでくる。


今まで出会ったどの男より優しくいやらしく、同じリズムで続けてくる。


「だ…めで…すよ…んっ…あっ…あ…あぁーーーーーいやぁぁん…っ。」


頭の中はもうイキたい気持ちでいっぱいだった。


「あっ…いやぁっ!!…ん…ダメ…い…イク…」

「ほら、イキなよ!イッてみなよ!!ほら!!イクとこ見せて」


その言葉に痙攣するほどイッてしまった。

責められることが好きな自分に気づいた。


あまりの恥ずかしさに、急いでシャワーに入った。

触ってみると、ヌルヌルしすぎてそんな自分の姿を鏡で見て虚しくなった。


彼が来るときは、1泊し、体の関係はなく、一方的に触られるだけだった。

翌日は1日、どこかへ出かけたりしていたが、そこへ行っても彼の奢り。

食べたことのない高級料理や、普段食べれない美味しいものを沢山食べさせてくれた。

そして欲しいものも買ってくれたので2~3万の服を買ってもらった。

さらにその日は3万円もらった。


いつしか、気持ちよくなって5万稼げるならいい!とまで割り切れるようになった。

顔やカラダは好みじゃないし、親ほど離れた彼を気持ち悪いとは思うけど、テクニックだけは最高だった。


そんな関係が数か月続いた後、ホステスを辞めるきっかけが訪れた。

私の人生を大きく変える始まりであった。

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シナイ関係 姫野 まりえ @ank2323

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