応援コメント

第23話 臨床実習(ポリクリ時)の思い出」への応援コメント

  • 再構成はなんとなくイメージつくけど、具体的には理解できなかった。とても興味深いんだけどね。

    作者からの返信

    当時のオーソドックスなCTでは、1cmの幅でスライスし、ラドン変換という変換式を使って画像を作っていました。ワークステーションの能力も低く、上→下への輪切り像(冠状断)を集めて、右→左への縦切り像(矢状断)や前→後ろへの縦切り像(軸位断)は作れませんでした。その後、ヘリカルCTが開発され、らせん状にデータを得ることができるようになり、MRIでしかできなかった矢状断、軸位断での画像構成ができるようになりました。また、ワークステーションの能力が上がったので、一つ一つのボクセル(解析するための立体単位)が小さくなり、1mm幅での画像構成ができるようになりました。

    という風に理解していますが、ラドン変換がどのような式で与えられているのかはよくわかりません。ワークステーションの性能が上がったので、できることが増えた、という風には理解しています。