113 記念品! そして「私小説」! というかいつもの野次馬

前回、大昔の〈野いちご〉さんの、本を作れるサービスを回想しましたが、そういえばカクヨムのコンテストも〈記念品の「文庫」〉なるものがあったんですね。↓


【短編賞通信 vol.1  記念品の「文庫」と「令和の私小説」部門について紹介します - カクヨムからのお知らせ https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon8_short_info_vol.1


自分の〈野いちご〉さんのサービスで作った本を数年ぶりに読み返したらかなり当時のあれこれが反映されていて面白かったので、この〈記念〉は、かなりアリだと思います。何年かあとに効いてくるやつ(笑)


で、〈令和の私小説〉。


個人的に〈ネット上に書いてある実話〉は、その時点でどこか〈真偽不明〉〈著者の実在も不明〉という雰囲気をまとわざるをえないところに、どちらかというと下世話系の週刊誌等々の無署名記事、無署名の投稿(やらせあり)に感触が近いと感じていて、そこが魅力でもあると考えていました。


私小説もまた、下世話な興味を引きつつ、それだけではない人間の姿を活写するものです。下世話な興味で読んだらうっかり感動したり。


〈ネット実話〉〈私小説〉、この二つから思いもよらないものが出てくることへの期待がされた賞なんでしょうか。引き続き野次馬として見守ります。

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