第4話 基本的な文字や概念の定義

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 ■ 基本的な文字や概念の定義 ■

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 ■文字の定義


 「 : 如何なる定義にも関係しない括弧。

 」 : 如何なる定義にも関係しない括弧。

 「 」 :「半角スペース」は文字ではない。任意の文字列にある「半角スペース」は、それを消去しても、その任意の文字列は変化しない。

 「 / 」 :「半角スペース」を示す記号。この「半角スペース」は消去する。

 「 」 :「全角スペース 」は文字ではない。

 「■」 : 文章の装飾文字

 「・」 : 文章の装飾文字。

 「❶」 : 文章の装飾文字。

 「❷」 : 文章の装飾文字。

 「❸」 : 文章の装飾文字。

 「❹」 : 文章の装飾文字。

 「❺」 : 文章の装飾文字。

 「❻」 : 文章の装飾文字。

 「❼」 : 文章の装飾文字。

 「❽」 : 文章の装飾文字。

 「❾」 : 文章の装飾文字。

 「❿」 : 文章の装飾文字。 

 「⓫」 : 文章の装飾文字。

 「⓬」 : 文章の装飾文字。

 「⓭」 : 文章の装飾文字。

 「🔰」 : 文章の装飾文字。


 「𝒜」 :「全体を通しての特定の何か」を示す記号ではない。

 「ℬ」 :「全体を通しての特定の何か」を示す記号ではない。

 「□」 :「全体を通しての特定の何か」を示す記号ではない。


 「 : 」 : “𝒜 : ℬ” 𝒜 をℬと定義する。このとき「𝒜」は「𝒜」という文字列そのものである。「𝒜」が任意の概念である場合は“|𝒜| : ℬ”と記す。


 「 “ 」 : 例文を示す括弧。

 「 ” 」 : 例文を示す括弧。


 「❌」 : “𝒜  ❌” 「𝒜」は間違い。

 「⭕️」 : “𝒜  ⭕️” 「𝒜」は正しい。

 

 「 + 」 : 加算。“𝒜 + ℬ” 「𝒜」に「ℬ」を加算する。“+ℬ”の「+」左辺に文字列がないときは“+ℬ”は「ℬ」である。。“𝒜 +”の「+」右辺に文字列がないときは“𝒜 +”は「𝒜」である。

 「 ⁺ 」 : 加算。“𝒜 ⁺ ℬ” 「𝒜」に「ℬ」を加算する。

 「 ₊ 」 : 加算。“𝒜 ₊ ℬ” 「𝒜」に「ℬ」を加算する。


 「⊕」 : 順序数表記「ω+1」の「+」のように表記として使う。


 「 - 」 : 減算。“𝒜 - ℬ” 「𝒜」から「ℬ」を減算する。

 「 ⁻ 」 : 減算。“𝒜 ⁻ ℬ” 「𝒜」から「ℬ」を減算する。

 「 ₋ 」 : 減算。“𝒜 ₋ ℬ” 「𝒜」から「ℬ」を減算する。


 「⊗」 : 乗算。“𝒜 ⊗ ℬ” 「下付き文字」の計算で使う。


 「 _ 」 : 減算ではない。「𝓟_𝑒」の記号の構成要素。


 「 { 」 : 説明的な括弧。消しても変化しない。

 「 } 」 : 説明的な括弧。消しても変化しない。


 「 ₍ 」 : 演算の掛かりを示す括弧。消すと解が変わることがある。下付き文字。

 「 ₎ 」 : 演算の掛かりを示す括弧。消すと解が変わることがある。下付き文字。


 「 ⁅ 」 : 任意の記号そのものを表す括弧。"⁅𝒜⁆" 「𝒜」という記号。

 「 ⁆ 」 : 任意の記号そのものを表す括弧。"⁅ℬ⁆" 「ℬ」という記号。


 「 → 」 : 写像。 “𝑓: 𝒜→ℬ”

 「⟼」 : “𝒶⟼𝒷” 𝒷は𝒶における𝑓の像である。


 「 ⟮ 」 : 写像・急増加関数に代入する要素を示す括弧。

 「 ⟯ 」 : 写像・急増加関数に代入する要素を示す括弧。


 「 [ 」 : 写像に代入する要素を示す括弧。

 「 ] 」 : 写像に代入する要素を示す括弧。

 

 「;」 : 写像に代入する2個以上の要素を区切る。 “𝑓[𝒜;ℬ]” 


 「×」 : 直積。集合の直積を表す。 “𝒜 × ℬ” 


 「 | 」 : 記号ではなく概念を表す括弧。"|素数| : 数学用語に同じ。"は「数学用語のに同じ」という意味として「素数」という記号を定義しているのではなく、「素数」という概念は数学用語と同じ意味であることを示している。


 「 n 」  :自然数

 「 ⁿ 」 : 自然数 「 ⁿ = n 」 

 「 ₙ 」 : 自然数 「 ₙ = n 」 


 「 x 」 : 自然数

 「 ˣ 」 : 自然数 「 ˣ = x 」 

 「 ₓ 」 : 自然数 「 ₓ = x 」 


 「 𝑒 」 :1以上の自然数

 「 ₑ 」 :1以上の自然数 「 ₑ = 𝑒 」 


 「 𝑣 」 :2以上の自然数

 「 ᵥ 」 :2以上の自然数 「 ᵥ = 𝑣 」 


 「 ε 」 :1以上の自然数


 「 ʷ 」 :1以上の自然数

 「 ʰ 」 :1以上の自然数

 「 ᵪ 」 :1以上の自然数 「 x 」と異なるので注意。


 「 ᵨ 」 :1以上の自然数

 「 ᵩ 」 : 自然数


 「 0 」 :「半角アラビア数字」はその数が「Pᵪʷ」の要素であることを示す。

 「 1 」 :「半角アラビア数字」はその数が「Pᵪʷ」の要素であることを示す。

 「 2 」 :「半角アラビア数字」はその数が「Pᵪʷ」の要素であることを示す。

 「 3 」 :「半角アラビア数字」はその数が「Pᵪʷ」の要素であることを示す。

 「 4 」 :「半角アラビア数字」はその数が「Pᵪʷ」の要素であることを示す。

 「 5 」 :「半角アラビア数字」はその数が「Pᵪʷ」の要素であることを示す。

 「 6 」 :「半角アラビア数字」はその数が「Pᵪʷ」の要素であることを示す。

 「 7」 :「半角アラビア数字」はその数が「Pᵪʷ」の要素であることを示す。

 「 8 」  :「半角アラビア数字」はその数が「Pᵪʷ」の要素であることを示す。

 「 9 」 :「半角アラビア数字」はその数が「Pᵪʷ」の要素であることを示す。


 |半角アラビア数字| : その数が「Pᵪʷ」の要素であることを示す。以下の4つの例外については、その数が非負整数の要素であることを特筆しておく。


   例外❶ [ ]の内側に在る半角アラビア数字

   例外❷ □-1 の「1」

   例外❸ 𝓟_𝑒の「𝑒」に当たる半角アラビア数字。

   例外❹ ⟮ ⟯ の内側に在る𝑭を含まない文字列


 「0」 :「全角アラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「1」 :「全角アラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「2」 :「全角アラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「3」 :「全角アラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「4」 :「全角アラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「5」 :「全角アラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「6」 :「全角アラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「7」 :「全角アラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「8」 :「全角アラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「9」 :「全角アラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ⁰ 」 :「上付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ¹ 」 :「上付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ² 」 :「上付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ³ 」 :「上付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ⁴ 」 :「上付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ⁵ 」 :「上付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ⁶ 」 :「上付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ⁷ 」 :「上付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ⁸ 」 :「上付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ⁹ 」 :「上付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ₀ 」 :「下付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ₁ 」 :「下付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ₂ 」 :「下付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ₃ 」 :「下付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ₄ 」 :「下付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ₅ 」 :「下付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ₆ 」 :「下付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ₇ 」 :「下付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ₈ 」 :「下付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。

 「 ₉ 」 :「下付きアラビア数字」は数が非負整数の要素であることを示す。


 「∠」 : “𝒜 ∠ ℬ” この段落にある如何なる「𝒜」に対しても「ℬ」である。段落の始めは、その行頭から1文字以上の字下げをしている。


 ■全角スペース特性がある記号


 以下に定義される「記号」は全て「全角スペース特性」を持つ。


 “ 𝒜 □ ℬ ” 


 のとき、「𝒜」の文字列は「全角スペース特性」を持つ「□」の左側にある「全角スペース」よりも左にある文字列を含まない。「ℬ」の文字列は「□」の右側にある「全角スペース」よりも右にある文字列を含まない。「𝒜」と「ℬ」の文字列は、その段落にある文字列に限定される。


 これを「全角スペース特性」という。


 この「全角スペース特性」はであり、では。よって「誤読が起きないと思われる個所」では全角スペースを挿入していない場合も多々ある。


 「〓」 : “ 𝒜 〓 ℬ ” 「𝒜」は「ℬ」と表記する。


 「 ≧ 」 : 等号付き不等号。 “ 𝒜 ≧ ℬ ” 「𝒜」は「ℬ」と等しいか、または、「𝒜」は「ℬ」よりも大きい。如何なる「𝒜 」についても整数である。


 「<」 : 不等号。 “ 𝒜 < ℬ ” 「𝒜」は「ℬ」よりも小さい。


 「>」 : 不等号。 “ 𝒜 > ℬ ” 「𝒜」は「ℬ」よりも大きい。


 「∈」 : “ 𝒜 ∈ ℬ ” 「𝒜」は「ℬ」の要素である。


 「≠」 : 等号の否定。“ 𝒜 ≠ ℬ ” 「𝒜」は「ℬ」ではない。


 「 = 」 : 等号。“ 𝒜 = ℬ ” 「𝒜」は「ℬ」である。「𝒜」と「ℬ」を可視的に強調する場合は “ {𝒜} = {ℬ} ” のように記す。 


  🔰 「全角スペース」の左右は無関係である。

  ・ “ 𝒜 = ℬ 𝒜 ” 

  ・ 𝒜 = ℬ ⭕️

  ・ 𝒜 = ℬ 𝒜 ❌


  🔰 「半角スペース」は意味がないので「ℬ 𝒜」は「ℬ𝒜」と同義。

  ・ “ 𝒜 = ℬ 𝒜 ” 

  ・ 𝒜 = ℬ ❌

  ・ 𝒜 = ℬ 𝒜 ⭕️


 ■概念の定義


 |未定義| : 現時点では定義を書かないという意味。


 |段落| : 日本語の文章作法における段落。


 |仮設| : 計算規則等を記すために、表記の文字列に「表記の要素ではない文字列」を置くことを「仮設」と呼ぶ。


 |変数| : 記号「𝒜」が、定められた範囲で任意の値をとれるのであば「𝒜」は変数である。


 |自在| : 変数「𝒜」と変数「ℬ」のとる値が、互いに等しくとも等しくなくともよい状態を「𝒜とℬは自在」という。また、ふたつ以上の変数「𝒜」について、その変数「𝒜」の如何なる組み合わせにおいても、変数「𝒜」のとる値が、等しくとも等しくなくともよい状態を「𝒜は全て自在」という。


 |文字| : 文字以外は全てが文字である。文字以外とは|半角スペース|と|全角スペース|である。


 |文字列| : 写像 𝑓₀[x]で得られる任意の記号が示す全ての情報体。


 ・「□」を任意の |文字| を情報体とする記号としたとき、写像──


  𝑓₀: ℕ→ℳ₀

    x⟼𝑓₀[x]


  ──を以下に定義する。


  01: 𝑓₀[0] = / 

  02: 𝑓₀[𝑒] = □ 𝑓₀[𝑒-1] 


 |記号| : 1個以上の自然数個の「文字」からなる文字列「|𝒜|」が「⁅𝒜⁆」 以外を示すとき「𝒜」は記号である。


 |記号の支持体| : 記号「𝒜」の支持体とは ⁅𝒜⁆ である。


 |記号の情報体| : 記号「𝒜」の情報体とは、記号「𝒜」示す「 ⁅𝒜⁆ 以外である。


 |情報体の支持体| :  記号「𝒜」が示す情報体が記号「ℬ」であれば、 記号「𝒜」の情報体の支持体とは、記号「ℬ」の支持体である。


 |文字列の要素| : 「𝒜」は文字列「ℬ」の要素であるとは、文字列「ℬ」の構成要素として、文字列「𝒜」が少なくとも一つは存在しているということである。


 |数の要素| : 「𝒜」は数「ℬ」の要素であるとは、「𝒜」の如何なる値をあらわす文字列も、数「ℬ」であるような全ての文字列の中に、ただひとつだけ存在するということである。


 |𝒜 以上| : 「𝒜」を含む。

 |𝒜 以下| : 「𝒜」を含む。

 |𝒜 以外| : 「𝒜」を含まない。

 |𝒜 以内| : 「𝒜」を含む。

 |𝒜 未満| : 「𝒜」を含まない。

 |𝒜 よりも| : 「𝒜」を含まない。

 |𝒜 まで| : 「𝒜」を含む。


 |写像| : 数学用語に同じ。


 |素数| : 数学用語に同じ。

 |奇数| : 数学用語に同じ。

 |偶数| : 数学用語に同じ。ただし「0」は含まない。

 |自然数| :数学用語に同じ。ただし「0」を含む。


 |有限個の和| : 写像 𝑓₁ で得られる任意の記号が示す「加算」の解。


 ・「□」を、任意の |数| を情報体とする記号としたとき、写像──


  𝑓₁: ℕ₊→ℳ₁

    𝑒⟼𝑓₁[𝑒]


  ──を以下に定義する。


  01: 𝑓₁[1] = □ 

  02: 𝑓₁[𝑣] = □+𝑓₁[𝑣-1]


 |𝒜の有限個の和| : 写像𝑓₁[𝑒]で得られる「□」が「任意の数」ではなく全て「𝒜」であることを意味し、この「𝒜」が変数であれば、「𝒜」は全て自在である。


 |一律な𝒜の有限個の和| :写像𝑓₁[𝑒]で得られる「□」が「任意の数」ではなく全て「𝒜」であることを意味し、この「𝒜」が変数であれば、「𝒜」は全て等しい。


  🔰 (Ø)の有限個の和

  ・ (3,3) ⭕️

  ・ (3,3)(3,3)(3,3) ⭕️

  ・ (3,3,3)(3,3,3)(3,3,3) ⭕️

  ・ (3,3,3)(3,3,3)(3,3,3)(3,3) ⭕️


  🔰 一律な(Ø)の有限個の和

  ・ (3,3) ⭕️

  ・ (3,3)(3,3)(3,3) ⭕️

  ・ (3,3,3)(3,3,3)(3,3,3) ⭕️

  ・ (3,3,3)(3,3,3)(3,3,3)(3,3) ❌

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