強くなるのは俺だと思ってたのにヒロインが強くなってしまいました。
巫鳥あると
第0話 手違い
俺の名前は
高校2年の7月末。夏休み直前の体育館裏で
目の前に突然神さま(風)の老人が現れ俺に聞いた。
「チカラが欲しいか。」と。
当然俺は願った。「チカラが欲しい。」と。
チカラとやらは手に入ったかって?
もちろんそんなモノなかった。
確かに厨二病拗らせてるけど現実と作品との見分けぐらいつけられる。
何となく悪ノリで「チカラが欲しい」なんてクサい事いことを言ってしまった。
少々恥ずかしいが周りには誰もいなかったのでこれは自分だけの黒歴史として大人になった時の笑い話になるまで胸にしまっておくとしよう。
結局俺には何のチカラも宿ることは無かった。
まあ期待通りっちゃ期待通りの展開……
………に、なるはずだった。
「レイくん!危ない!」
ブチブチュグチググゥアアアアアアアアゥウアア!!!!!???
「!!???」
今、俺の好きな人が目の前でおぞましい姿のモンスターをグチャグチャにぶっ潰している。
そして、俺はビビってその好きな人の前で盛大に漏らしている。
強くなるのは俺だと思ってたのにヒロインが強くなってしまいました。 巫鳥あると @espooc
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