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2021年8月13日 23:15
風景と主人公の心情とが上手に溶け合っていて、彼女の悲しみがそっとほどけていく様子が、手に取るように伝わってきました。父親が行方不明という事実で、その死を実感できていなかったのが、鯨よりも深く潜るものの話をしながら、だんだんと意識していく過程には、読んでいるこちらも胸がつぶされそうでした。その分、出会った少年の純粋さと真っ直ぐな優しさに救われるようでした。花を贈ったことで、彼女も本当の区切りをつけられて、良かったです。最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!
2021年7月22日 12:30
個人的に葬式というのは無くてもいいものかな、と思っていました。ただ、きちんと区切りをつける儀式は必要なのかもしれませんね。
風景と主人公の心情とが上手に溶け合っていて、彼女の悲しみがそっとほどけていく様子が、手に取るように伝わってきました。
父親が行方不明という事実で、その死を実感できていなかったのが、鯨よりも深く潜るものの話をしながら、だんだんと意識していく過程には、読んでいるこちらも胸がつぶされそうでした。
その分、出会った少年の純粋さと真っ直ぐな優しさに救われるようでした。花を贈ったことで、彼女も本当の区切りをつけられて、良かったです。
最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!