フランス語は英語ではないのは常識ですが、「si は if と同じ」と教える日本人のなんと多いことか。
2023年5月28日(日)。20時21分。
こんにちは。井上和音です。
最高の土日が終わりましたね。遂に昨日も分かっていたことでしたが、自分にとって最高の一日って色んな分野の本をちょこちょこと読みながら少しずつ成長していくことでした。セパゾン錠を減らしたからこんな気持ちになったのかは分かりませんが、楽しい日曜日でした。
今日はフランス語をやったり英語をやったり、税金について勉強したり。したいことをしたいだけやればとても楽しい一日になるのですね。
今朝は7時前には起きました。例によって目覚まし時計も無く、勝手に起きました。起きた瞬間からワクワクが止まりませんでしたよ。「一日フリーで! 特に試験とか何も無いけれどやりたいように本を読みながら勉強が出来る!」と思うと楽しみで楽しみで。ええ。楽しかったです。ご飯を食べる時間ももったいないと感じるほど楽しかったです。
何か楽しかったしか言っていませんね。明日は仕事で、仕事の日も早起き出来たからと言って勉強をしたり読書をしたりはしません。仕事中に眠くなるのが嫌なので、一応8時くらいまで寝ていようと思っています。この判断もそのうちに変わるのかもしれません。いつかは「仕事や家事をしている時間以外は全てやりたいようにやる」みたいな生活がやって来るのかもしれません。
実は、統合失調症になる直前の私はこんな感じでした。はい。多幸感に
それに、大学生の四年間は短いのです。もう私は大学生になることは無いと思われるので一生を駆けて、自分のしたいことをやる人生になるのかなと思いました。
☆☆☆
今日のロアッソ熊本のコーナー。
J2第18節。vs.モンテディオ山形。HOME。0-3。●。負け。J2第18節が終わっての順位、12位。
石川大地選手が半月板損傷の大怪我負い、療養期間は8ヶ月だそうです。得点王に絡めると期待していたぶん、ショックが大きかったです。私が名前を出して応援してしまったから何かしらの呪いでも掛かってしまったのでしょうか。そんなはずはないと願っております。得点シーンも何も見れていないので、今日のロアッソ熊本について語れることは何もありません。
ちなみに、2022年度のJリーグ全チームの人件費が発表されました。ロアッソ熊本はJ2、22チーム中の21位の人件費の少なさでした。確か3億1000万円だったかと思われます。22チーム中の21位の人件費の少なさでJ1昇格プレーオフまで行けたので大したものです。熊本の誇りです。もうちょっとKKWINGの駐車場が広くてもっと自動車が止められたならば一人でも行ってみたいかなと思っています。駐車場からスタジアムまでが遠いのですよね、KKWING。福岡のpaypayドームみたいに地下鉄から近いところにスタジアムがあれば嬉しいのですが。
☆☆☆
というわけで、フランス語の話に戻ります。フランス語の話をしていなかったっけ。まあいいや。
フランス語公文典をぱらぱらと読んでいて、例文を見つけました。
S'il ne t'adresse pas la parole, ce n'est pas qu'il t'en veuille.
→彼が君に話しかけないのは君を恨んでいるからではない。
と。例文と訳文を載せてみました。
とうおこにおいて初のフランス語でタイピングをしてませんか。フランス語進出おめでとうございます!
はい。なんでこの文章に目がいったかと言うと熟語のような紹介がされていて、熟語なら覚えやすいかなと思いまして、この文章に目が留まりました。ce n'est pas que(…だというわけではない)という熟語らしいです。
覚えやすいだろうなと軽く見ながら、フランス語の例文を邦訳を参考にしながら解体していきました。
ところが。まず躓いたのが、t' って何? というところでした。
再帰代名詞というところまでは分かりました。vous の再帰代名詞の te です。
ここでフランス語を知っている人ならば常識と思われる、フランス語独特の語順を知りました。
主語 + 補語人称代名詞 + en・y + 動詞
の並びがフランス語の語順の並びなのです。動詞の前に前置詞が来て、前置詞の前に補語人称代名詞が来るわけです。
S'il ne t'adresse pas la parole, ce n'est pas qu'il t'en veuille.
の一文を解体していってじっくりと調べていったので、多分、フランス語の幹となる語順は覚えました。忘れるかもしれませんが。
ce n'est pas qu'il は邦訳が決まっている接続詞と考えればいいので、後半は解決。
問題は前半。
S' って何?
大学時代の一人暮らしから実家に持って帰ってきた虎の子の電子辞書で調べてみたところ、se の略字と出ました。se って何? と思って調べたのですが、もう忘れました! なぜならば、このS' は se の略字では無かったのですね。
電子辞書の噓つき。もう知らない!
と思ったのですが、私が無知だっただけで。文頭に出てくる S' は大体が si の略字だそうです。si というのは英語で言うところの if と同じ。接頭語とでも言うのでしょうか。
とか思ったら大間違いですよ。確か大学の講義でも「si は英語の if と同じと考えて」とか仰っていたような記憶があります。
ところがどっこいこの邦訳。
「彼が君に話しかけないのは君を恨んでいるからではない。」
どこに if があるんですか? 仏語ロワイヤル辞典を引いて調べてみても「もし~ならば…」の訳がばっちり載っていますが、それでは、
S'il ne t'adresse pas la parole, ce n'est pas qu'il t'en veuille.
の本当に意味が分かって邦訳できたことにはなりません。
もうダメかと思いました。はい。フランス語はやっぱりここで挫折で終わりかと。
インターネットで調べてみて、調べて調べてようやくこのサイトに行き着きました。
『「 si 」は必ずしも「もし」ではない。』(https://francais75.exblog.jp/11310241/)
はい。公文典にも辞書にも載っていなかったので遂にブログの手を借りることになりました。ブログですよ。インターネットが勉強に不可欠な時代がやって来ていました。学校で習うよりもブログで調べたほうが正しい知識は身に付くんじゃないの。これはただの皮肉です。
「〜であるのは、〜だからだ」という邦訳に行き着きました。はい。これでようやくたった一文の解体が終了しました。「〜であるのは、〜だからだ」を否定形にすれば、ようやく邦訳の完成です。
勉強ってこんな感じですよね。多分一文と格闘すること一時間弱はかかったのではないのでしょうか。
しかしながら、時間を掛けた分、フランス語の基礎の語順。
主語 + 補語人称代名詞 + en・y + 動詞
は忘れないと思いますし、si の使い方も忘れることは無いでしょう。si は if ではないのですよ。当たり前なのですが、フランス語と英語は別物なんですよ。フランス語の一つの接頭語を、少し似ているからといって英語の接頭語と同じと教えたくなる浅はかな理解が間違っているのですよ。
si は si であってそれ以外の何物でもないのですよ。
最後に。紹介したブログの中で、恐らくフランス語のなかで最も多く si を使う表現で締めましょうと思います。邦訳はブログの先でご覧ください。
S'il vous plaît!
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