特にお金にならないことに真剣になる、そういう時期のことを人は青春と呼ぶんじゃないのかと思います。

 2023年5月29日(月)。21時16分。


 梅雨入りしました。


 こんにちは。井上和音です。


 熊本県を含む九州北部が梅雨入りしました。湿気が凄いです。しかし、まあ。梅雨の時期のエアコンの効いた部屋はなんと心地良いものなのか。もうずっとここに居たいです。そうやって、「夏の暑い時期に外に出るのはおかしい」とか思って大学時代は部屋に閉じこもってテレビだったりゲームだったり本を読んだり。最高の毎日を過ごしていましたね。


 ああ。最高。


 今は最高ではありませんね。遂に自転車が壊れてしまいました。後輪に空気を入れてみたところ、その空気圧が車輪への最後のダメージとなってしまいました。空気を入れ終わった後に、チューブバブルから空気がしゅーっと抜けていきました。チューブバブルの中のゴムが劣化して限界を迎えました。後輪がぺちゃんこになりました。15年以上乗り続けてきた自転車にもお別れでしょうか。自分は物にあまり思い入れを入れないタイプなので、自転車ともお別れになるのかなと思っています。


 梅雨入りと同時に壊れてくれなくてもいいものを。


 明日は記録的な大雨の可能性があるらしいですよ。ああ。引き籠りたい。


 なんか昨日、一昨日と趣味程度に勉強をする楽しみを知ってしまったというか。まだずっと勉強していたいとか思ってしまう二日間を過ごしてしまい、勉強の楽しさに目覚めてしまいました。


 田舎の学問より京の昼寝と言いますが、京都に居た時代に本を集めまくった結果、実は雑誌とかが学問を行う上で大事な情報を与えてくれることを知ったりしました。数学セミナーとか。法学教室とか。TOIEC Test プラスマガジンとか。大学への数学とか。知った上で田舎の熊本に帰ってきたので、田舎に居ながらも楽しく学問が出来ているような気がします。勉強ではなくて学問ですね。同志社大学に行って良かった。というか京都に一人暮らし出来て良かったと言ったほうがよさげですかね。


 田舎に居る方は、この世には田舎には存在しない面白いものがたくさんあることを知っておいたほうがいいですね。私が何かを知っているとかそういうわけではありませんものの。


 学問というか、単語集めに関してはスマートフォンのアプリ、Picture This というものがあります。これも私は知りませんでしたが、花の写真を撮るとその花の名前を教えてくれるアプリだそうです。鳥の鳴き声とかで鳥を判別したりするそうです。単語集めが趣味の私としては夢のようなアプリのような気がしますが、年間4,200は高い。と思っていましたが、最初の有料会員への誘導を上手くすり抜ければ無料で使えますねこれ。あと、鳥の鳴き声で鳥を識別する機能はありませんでした。主に写真だけです。


 Picture This は単語集めに最強のツールでは? もっと早くに知っておけば良かった。


 とはいえ。熊本にある植物の植生など、大したものでもないと思ってします。


 しかしながら、Picture This を拡張して、「この写真に写っているものの名前を教えてください」というアプリはもしかしたらもう既にあるのかもしれません。あったら教えて欲しいです。こういう人間になりたかったのかなあと今ならば思います。


 これから始まる井上さんの進化。


 始まるのかな。


 もっとお風呂場で思い付いたことをちゃんと言うと、特にお金にならないことを一生懸命井上和音さんはやっているような気がします。ここでこうやって文章を綴っていたって、特にお金にはなりません。休日に勉強したって、本を読んだって、お金になるどころか書籍を買うお金がどばどばと流れ落ちていきます。


 しかし。特にお金にならないことに真剣になる、そういう時期のことを人は青春と呼ぶんじゃないのかと思ったりします。お金にならないことはしないと言うのならば、そういう人生もありかと思われます。お金にならないことに夢中になれることは、ある意味でお金から自由になれていて、ある程度余裕のあるお金持ちにしか出来ないことなのかもしれませんが、それこそが人生において極めるべき物事なのかなと少しだけ思ったりしました。だって、お金がそこそこある時に更に増やそうとして、とにかくお金だけを追い続けて結局なんになるんですか。程々の貯金の最低ラインを決めていて安心できるラインを貯金に回すことが出来ていたら、後は好きなように使えばいいんじゃないのですか。なんとなくそう思い始めました。


 趣味程度の勉強は楽しいですよ。今日も Amazon で頼んでおいた、英文対照天声人語2022冬と、京大の英語25か年が届きました。なんですか、井上和音さんは大学受験でもするのですかと問いたいですが、ただの趣味ですね。英語の対訳においてこの二つは素晴らしい書籍だったと過去の受験勉強の頃の自分が教えてくれています。テストのない勉強はまあまあ楽しいですよ。言語なんて途方も無い程たくさんの言語が地球上に存在していて、それらの文章を勉強するだけでも充分にワクワクしますよね。街中でフランス語で話しかけられてさらっとフランス語で返事したら面白いですよね。ある意味で「なんだこの japonais は」と変な目で見られるのかもしれません。少しでも自分に深みが出てくれるのかもしれません。自分に少しでも自信を与えてくれるのかもしれません。


 フランスの歴史が知りたいと、山川フランス史、を買おうかと思いましたが、フランス史と検索してみるとジュール ミシュレという方のフランス革命史というのが出て来ました。私はせめてもの哲学畑出身なので、大学レベルの歴史学に関してはとんと知識がないのですが、ジュール ミシュレって人は有名な方なのでしょうか。雰囲気としてはフランスの司馬遼太郎さんみたいなものでしょうか。そのうち届くかと思いますが、本格的な歴史学にも少しくらいは足を踏み入れてみても良いのかもしれません。ちゃんと面白かったら良いですけれども。

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