私の夢は何かを書くための永久機関になることです。 \ 「抽象→具体」配列の文章記述のレトリック。

 2023年5月27日(土)。21時33分。


 こんにちは。井上和音です。


 袴田朱夏さんという短歌の凄い方を見ていて圧倒されていました。理系っぽくて頭が良さげで圧倒という言葉しか見当たりませんね。


 回文短歌も凄いですね。もしかしてカクヨムの俳句・短歌コンテストでもあのレベルの短歌や俳句が登場するのでしょうか。驚きですよ。ツイッターでたまたまリツイートで流れてきたので驚きの想定をしていませんでした。21時ごろから何か書こうと思っていましたが、圧倒されて読んでいました。


 名言図鑑に載せたいとか思いましたが、短歌は絶対にダメだと思います。絶対にダメですね。名言図鑑は作品の全文を丸ごと載せることは禁止しているので絶対に載せることはありませんね。それは例え原作者の名前を出していたとしても盗用に当たるかと思われます。


 普通に日記っぽいことから始めましょうか。あと、名言図鑑に2か月振りに「これは名言だ」と思った文章を載せました。英文ですけれども、この記事の中盤辺りからから触るのか触らないのか。


 まあ、伏線ということで。


 では。まずは朝です。朝に6時50分頃に目が覚めました。朝日と共に目が覚めました。平日だったらまた寝ること間違いなしなのですが、今日は休日だったのでそのまま寝ることはせずに起きてみました。夜に眠れて朝に起きる。多分、この日常が普通の人の普通なのかなと思いました。


 朝の6時50分に自然に起きることが出来たのは、今思い返してみて、間違いなくことが出来るようになってきたからだと思っています。希望です。「早く起きたい」と心の無意識の領域で叫んでいるのだと思われます。井上さんにとって希望は何ですか? と問われたら「自由に本が買えること」「単語集めの趣味を再開出来ること」の、その二点に集約されるのだなと思い至りました。平日に早起きするよりも、自由に活動の出来る休日に早起きしたほうが圧倒的に自己実現できますし、休日に早起きをしたならば、昼間に疲れてしまっても自由にごろごろと横になることも出来ますし、休日に朝早くに目覚めてしまったら起きる以外の選択肢はないかと思い付きました。


 朝早くだけれども、頭はぼんやりとしておらず。しゃっきりとした頭でそう判断しました。


 いきなり回文が思い付いて今、書いたのですが、記事の最後の方に載せておこうと思います。


 はい。希望の話に戻します。自由に本が買えて、自由に単語集めが出来て、自由に勉強が出来る。勉強と言っても単語集めや美しいものを集めるのが自分の勉強だと思っているので、まあ、ただの趣味で単語集めをやっています。


 それだけが唯一の自分の楽しいことだと気が付きました。唯一の希望。自分が何かしらを書き残しておきたいという気持ちは、自分が認識しているよりも大きいものがあるのかもしれません。今日一日生きていて凄く楽しかった。ただ、本を読んでごろごろとしているだけですが、すごく楽しかった。いつもならば疲れ果てて、ごろんと横になったのちに目をつむりながら、「ここは閉鎖病棟の隔離室でもないのに、まるで自分から閉鎖病棟の隔離室を自室で作っているようなものだな」と自虐じぎゃく的に自分を客観視しながら、何も変化もない休日の中で目を瞑り続けていました。


 それがもう。とりあえず、文章を書くためには何をしたらいいのか、その答えは既に自分なりに出ているので、それを勇気を遂には振り絞って、自分が本当に生きたいように生きるようにしてみました。先ほども書いた通り、生きたくて生きたくて仕様がないほど希望に満ちあふれた一日の始まりでした。


 ツイッターを振り返って見ましたが、特につぶやくことも無い程に、ずっと勉強か読書をしていましたね。ちょいちょいインターネットとかしてみて。ただただ楽しかった。


 幻聴も関連性妄想障害も特に何も起こりませんでした。


 私の夢をさらっと書いておくと、


 「本を読むなり勉強するなりで何かを書くためのネタを持ってくる」

  ↓

 「何かを書く」

  ↓

 「本を読むなり勉強するなりで何かを書くためのネタを持ってくる」

  ↓

 「何かを書く」

  ↓

 (……)


 の永久機関の一部になることなのです。多分これが私の唯一の夢です。その永久機関を廻していくうちに、前にも書いたかと思われますが、輪廻りんねのように同じような文章をぐるぐると回るだけではなくて、螺旋らせんのように少しずつでも良いから変化のある文章を書いていく。そのうちに納得できる文章をつくりあげることが出来たらまあ良いか、ぐらいの気持ちです。


 大事なのは、夢の核に当たるのは、自分が文章を書くための永久機関で居られることだけなので。それだけなので、良い文章も書けるかもしれませんし、良くない文章を書くのかもしれません。ただ、その機関として動き続けることが出来るだけで充分本望なのです。


 「お金が欲しいなあ」とか「東京で暮らしたいなあ」とか「どこかに単語を集めるための旅行にでも行きたいなあ」とかの夢は、実は、帰結するのは書くための永久機関になりたいと思うただそれだけに集約されていきます。


 もうちょっと広い部屋に住みたいとか思うことも、紙の本が置けなくなってきているからですね。音楽とかアニメとか映画とかにも全てに単語は含まれているので、それらも楽しみ尽くしたいですね。


 本当の夢はこれらしいです。永久機関になることらしいです。朝に希望を持って起きれたことで証明されているのかなと思いました。


 名言図鑑の話に飛びますと、英語の勉強やとりあえずは単語をまた増やそうかと思いまして『『涼宮ハルヒの憂鬱』で英単語が面白いほど身につく本[下巻]』を読みました。浪人時代にお世話になった本でした。英語を学ぶ際には「決まりきった文法を覚えるのではなくて、英文と邦訳が一対一に対応している対訳を、どこの単語がどこの単語を表しているかの経験を積むことこそが他言語を学ぶ際の本当の学び方だ」という自分なりの定義を持っていて──それは浪人時代に散々な思いをして思い至った自分に対してだけの定義なのですが──とりあえず対訳のあるなまの英文を読んでいきたいなと思い、また買った本が『『涼宮ハルヒの憂鬱』で英単語が面白いほど身につく本[下巻]』でした。


 その本の対訳の中で素晴らしい英文を見つけたので、思わず名言図鑑に載せました。約2ヶ月振りの投稿でした。もう二度と投稿しないと思っていましたが、感動のあまり投稿しました。


 『"You didn't know, but the world was definitely moving in the right direction, the fun direction."』


 対訳は引用せずに、自分なりの格好良さげな対訳を書いてみます。


 『「君は気付いていなかったが、世界は間違いなく正しい方向、楽しい方向へと進んでいたんだ。」』


 この英文のどこが素晴らしいって『the right direction, the fun direction.』のところですよね。『the right direction,』で「正しい方向」。『 the fun direction.』で「楽しい方向」と訳せます。始めに『the right direction』という抽象的な名詞が出て来ます。「正しい方向」って何? と読者に問いの感情を湧かせます。その後に『 the fun direction.』と持ってくることで「正しい方向に。すなわち、楽しい方向に。」と抽象的な名詞に具体的な中身を一気に持ってくることで、韻を踏んだ状態を以て読者に響きを与えることが出来ています。文章の流れとして「抽象的な言葉」→「抽象的な言葉の具体的な中身」と単語を置くと、抽象的な言葉の具体的な中身が一気に教訓めいて読者に伝えることが出来ます。一種の文章伝達の技術と言えると思います。文学的、と言ってしまえばほんわかとした表現になってしまいますが、日本語の文の『涼宮ハルヒの憂鬱』をこのように英文で翻訳したことに対して、翻訳してくださった出雲博樹先生には脱帽の念をぬぐえません。文章の伝え方として、抽象→具体のトリックのようなものを教えられたかのように感じました。


 他にやったことと言えば、キーボードにフランス語入力のためのキーボードの配列をインストールしました。考えてみれば自分が外国語や古文を学ぶ意味って、文章で記述する際に、記述できる幅を広げてみたいとただそれだけなのです。「いつか、海外に行ったら」とか考えてはいたのですが、一生向精神薬を飲み続けなければいけないことが決まっている身、いつか海外旅行に行きたい程度の非現実的な願望程度では到底外国語の修得は進んでいかないだろうと思いました。


 しかしながら、こうやってキーボードを打鍵していることは毎日やっていることであって、そこでフランス語で入力することはこれから先充分に考えられるし、海外旅行に行くよりかはよっぽど実現性の高い、外国語を使う場面になるのかなと思いました。フランス語の入力機能をインストールしたことが、フランス語を学び続けるモチベーションになってくれればいいなと思いました。


☆☆☆

 突然に回文が思い付いたので、回文21面相に投稿しようか迷いましたが、あのサイトはあまりにもレベルが高すぎて怖いので、ここに書いておいてさっさと忘れようと思います。


 タレかかかれた。


 はい終わり。解散! 

☆☆☆



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