公務員試験一次試験に落ちていました。

 2023年1月28日(土)。11時26分。


 こんにちは。井上和音です。


 封筒が届きました。公務員試験は一次試験で落ちていました。


 作文が悪かったというわけではなさそうな気がするので、もしかしたら勤務態度とか、そこらへんで落ちたのかもしれません。


 ということは、パートタイマーを続けることも怪しいのではないか。パートタイマーだって、面接の日すら決まっていません。


 パートタイマーだったらどうなるのだろうか。今まで通りのことを続けてもいいのだろうか。


 無職になったらどうなるのだろうか。親からものすごいプレッシャーをかけられています。


 正直、一時間くらい寝込みました。もうダメだと思っています。現実が何一つ決定していない分、頭の中での推論が勝手に進んでしまい、残酷な未来しか思い浮かばなくなっています。


 自分は特別でもなんでもなかった。


 妄想、というか、陰謀のような妄想が一気に断ち切られ、親からの現実の圧力にもつぶされそうになり、「ああ。やっぱり普通では生きていけないのだな」と強く共感してしまいました。


 職業案内所にお世話になるのかもしれません。


 働かないという選択肢は、親にはありません。私にも無いような気がします。こんなに精神が追い詰められたのは久しぶりです。


 自分の行動の全てが否定されたかのような、この感覚。


 一生、誰からも認められることも無く。そう。若いってものすごく残酷なわけです。年老いた誰かで、もう結婚とかも済まして、配偶者に頼って生きていくとか、そういう選択も出来ずに、自分の運命は常に他人が握っていて、他人の匙加減一つで、自分の運命は決められていくのです。


 どうしようか。どうしようもないよ。だって他人が決めたことだから。自分が介入することなどできやしないのだから。


 ブログも閉鎖になるのかもしれません。毎日なんのために生きているのか分からない、地獄のようなブログに変わるのかもしれません。


 親からの脅迫。誰も助けてはくれない孤独感。LINEで友人に相談しようにも、誰からも返事もありません。


 終わった。と決めつけるのは早いですが。統合失調症患者は決めつけたがりが多いです。終わったのかもしれません。本当に終わってしまったのかもしれません。


 何をしてもダメでした。というのが今年一年の結果発表になりました。あなたはいりません。どこにもいりません。必要ありません。いないほうがいいので来ないでください。それを決める他人様はいいですね、としか思いませんが。そう。クズは死ねというのが現実の社会なのかもしれません。


 選ばれませんでした。面接すらチャンスはありませんでした。最初から受けなければよかったと思っていますが、そう。なんでこの世界は、形式的には募集をして、実際には受かる見込みのない人まで努力をさせて、無駄な労力を割かせるのでしょうか。


 勉強しようと思っていた気持ちも一気に失せました。この世ってこんなもんだということを散々思い知りました。


 親からの脅迫ももう嫌です。心臓がバクバクします。死にたいです。はい。そうです。死にたいです。死にたいというよりかは、楽にしてくれ、とそういう気持ちになっています。


 楽にしてくれ。脅迫じみたことを言わないでくれ。私が生きていることそのものを否定するようなことを言わないでくれ。統合失調症と発達障害を合わせ持つ2級の障害者なんです。だからなんですか。障害者だったら周囲が不愉快になるから早く死んでくれというのが本音です。


 そういう本音から守るために、障害者には色々な特権じみたことが法律で定められているのだと思いますが。障害者になりたくてなったわけでは全然ないのですが。というか、障害者だからいらないのではなく、私だからいらないのだと思っています。


 私だからいらない。障害者とかの以前の問題。簡単に言えば、障害者の中でも《使えない》障害者として認められているということになります。


 残酷ですね。


 どうすればいいのでしょうか。


 親からのプレッシャーはどうすればいいのでしょうか。所得税を払っていない人間は社会の役に立っていないとして、人権など無いとも思っている親です。


 その親の息子が働かない無職を選ぶことなど言語道断と言ったところでしょうか。


 さてさてさて。本当に追い込まれてきました。一次試験は作文と日頃の勤務態度だけが合否の基準になるのですが、作文で落とされたとは考えにくいので、日頃の勤務態度です。というか、職場では何も役に立っていないことを自覚しているので、本当に追い込まれています。もうダメだという感じです。


 寝込みたい。勉強なんかやっても無駄。というか、心臓がバクバクして止まらないので、勉強どころではありません。親の悲しそうな顔をしながら「職安に通いつめろ」と言われると、早く仕事を探さなくてはいけないと焦る気持ちと、三年間パートタイマーを頑張って、厚生年金とか健康保険証とかもらえたのに、また一からやり直しですかとか考えると、パートタイマーっていかに虚しいかが分かります。


 誰も評価はしてくれませんでした。三年間働いた意味も全否定されました。続けた意味はなんだったのか。統合失調症で妄想が激しい分、現実で否定を繰り返されると、そりゃあ、もう。普通の人の「またダメだったか」とはわけが違います。妄想で「凄い人間になるんじゃないか」とか言うのを完全否定されてしまったわけです。


 「え? あのとき聞いた会話はなんだったのか?」「え? 周囲の人が自分を特別視しているかのような感覚は一体何だったのか?」「周囲の職場の人が全員自分のことを知っているかのような雰囲気は一体何だったのか?」


 全部、嘘でした。統合失調症の妄想を膨らませるための、ただの神さまのイタズラに過ぎませんでした。


 もう嫌です。変な妄想を生み出してしまう人間という存在は本当に嫌です。


 だからといって、ずっと部屋に引きこもったり、就労移行支援事業所でなんのためにこれをやっているのか分からない状態に陥るのも嫌です。


 嫌々尽くしですね。親からの脅迫も嫌だし、自分で判断して使えるお金も一気に減って行くでしょう。また鬱病のような毎日が待っていることでしょう。


 家康、という主体的な行動を取れるような人物は恵まれています。


 井上、みたいに未来がどうなるのかが全く分からない状態は、人の心理状態を最悪にしてしまいます。


 どうなる? 怖すぎて布団にもぐるしかありません。正直今の職場以外で働ける気がしません。一日中立っているのも無理だと思っています。


 どうなるのでしょうね。

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