31記事以降
努力よりも結果が全てです(努力は人を裏切ります)
公務員試験の対策をそろそろしないといけないと思い、近くの本屋で買ったターゲット英単語&熟語集にラインマーカーを機械的に塗っていくという作業を続けてみて思い返しました。
努力しているように見えるけれど、結果が全てだよな、と。
努力しないと結果が出ないと思っている人は論理的にあっていません。努力しないでも結果を出す人はいます。
そもそも、間違った努力をし続けると、失敗する確率の方が高いでしょう。しかし、正しい努力とはそもそも何なんでしょう。成功した人に話を聞いてみても無駄です。その努力が正しかったかどうかは、その人の素質によるもので、同じように努力をしたからといって成功する確証はどこにも無いのです。
大学受験を3回失敗し、勉強ではなくて睡眠の方が100%大事だと気が付いた時には既に二十歳になっていました。高校、予備校、と予習が大事、と言われ続けましたが、それは何の根拠もない、ほら吹きに過ぎません。教員みんなが言っているから、その教員もまた付和雷同して言っているにすぎません。
要は結果が全てです。
が。
ここから統合失調症のお話。
統合失調症になると、あり得ないことが次々と起こり、論理的には確証的なことでも平気で裏切られることが多くあります。
僕は公務員試験を4回受けて、筆記試験は全て通りましたが、面接では11回連続落ち。努力ではどうしようもない部分です。また、学歴が文学部哲学科という、実社会では何の役にも立たない学部に進学したために、そのような結果に陥ったのかもしれません。
京大の文学部哲学科に行った同僚は「何の意味もなかった」と言って、一年間宅浪し、熊大医学部に合格していきました。それくらい、哲学科は就職に不利だし、振出しに戻る人も少なくありません。僕もその一人です。
統合失調症のはなしに戻すと、どんな最善の手を尽くしても、見えない壁にはじかれるという恐怖体験を受けます。何で? どうして受からない? 統合失調症という病だけで落とされているのか。一次試験は一位だったのに、なぜ採用されない?
なんてことが多く起こります。
しかし、普通の人の中でも、普通のレベルが高い人が公務員の正職員として採用されるのだと思います。国家公務員の非常勤職員にあっさり受かった時にはびっくりしたし、また、在宅勤務中にまとめたレポートが素晴らしかったということで、長期採用者へと変更になったことも驚きました。「統合失調症なのに働いていいの? 時給制だけど、お金をもらっていいの?」というのが感想です。統合失調症になり、見えない壁に押し戻され、何をやっても無駄、という領域に至るまで現実がねじ曲がってしまいました。それでも、まあ、非常勤なら、受かるんだな、と思いました。
また、職場が精神障害者をたまたま探していた、というのも採用に大きくプラスになりました。面接で言われたことは「本当に精神障害者手帳2級を持っているんだね?」だけでした。別に障害者枠に応募したわけでも何でもないのですが、職場がたまたま障害者を欲していた、という幸運に恵まれての採用でした。
結果が全て。僕は非常勤職員になることができました。
さてさて、正規職員になれるのか。全ては結果が大事で、その結果に至る過程にいる今は、結果に直接的に結びつく準備が必要です。
大事なことは努力ではなく、準備と戦略です。
ターゲットを読みながら、「これって公務員試験に直結してるのか?」と思い、書いてしまいました。
統合失調症の状態で努力をしたら、周囲の声が馬鹿にするような「努力は結局身にならない」といった風な声に聞こえてきます。努力ではなく戦略を行うことが大切です。
まあ、正直、勉強する以外にやることがないので、ターゲットにマーカーを塗る作業を続けていただけですが。高校・予備校時代に勉強した参考書類は、統合失調症で京都から実家に引き戻す際に、母親に全て捨てられたので、何も残っていないのですが。なんとか、新しく買った、公務員試験のテキストを読み込んで頑張っていこうと思います。
勉強の話になりますが、一つの単元に多角的な視野を持つことで、記憶する方法が飛躍的にあがります。しかし、大学生活で本を買い過ぎた結果、母親から本を買うことを禁じられてしましました。細々と、必要な本だけを買い、結果につなげていきたいと思います。
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