暇が怖い(統合失調症患者の家族は自分勝手か、とても甘いかの二極に分かれることが多い)
本日、大雨のため、JRが運転見合わせになり、仕事が突然に特別休暇になりました。
それで、家に戻ってきてから、ぼーっとしていました。
そして、湧いてくる感情。怖い。
暇になると、怖い。何をしても楽しくない。仕事をしていたい。人と関わって生きていたい。
暇なら勉強しようと、公務員試験の本を開きましたが、「勉強してもすぐ抜け落ちるし意味なくね」みたいな気持ちになりました。
何をすればいいのかわからない。将来に対して有益なこととは一体なんなのか。
何をしても無駄ではないか、という感情は、もう、僕の中に強く根を張っています。
それに、実家に居たら、親も当然実家にいます。
親が怖いんです。これも精神障害者あるあるなのかもしれませんが。
精神障害者の家族は遺伝的に、やはり怖いことが多いように感じられます。ツイッターでの情報ですが。親に不満を持っている精神障害者が多い傾向にあると思われます。
もしくは、親が精神障害者の子供に対して極端に甘いか。その二極に分かれているような気がします。
子供に対して、ほどほどに無関心な親が理想ですが、なかなかそうはいきません。
親、兄弟に全幅の信頼を寄せることができる人は羨ましいです。親だって人間で、基本的には自分のことしか考えていません。
母親はガンになりました。発見されたのは僕が統合失調症になり、実家に戻ってきてからのことでした。
そして最近、母親が言うことは「あんたが統合失調症になって心労をかけたから、私はガンになったったい」と言われます。
どうしろというのか。「ガンの苦しみも分かっとらん」と大声で叫ばれます。できるだけ母親には触れないようにしていますが、どうすればいいのかわかりません。
実家で暇になると、自死のことばかり考えます。自分勝手な人間ばかり周囲に居て、それでいて、自分も自分勝手な人間の一部にすぎません。
統合失調症になってのこのこと帰ってきたのが、全ての終わりの始まりだったのと同時に、終わらざるを得ない人生になってしまったと後悔しています。
家族の誰かが、このエッセイを見たら消せと圧力をかけてくることでしょう。普通の実家ではなかったのです。
幼いころから、実家は普通ではないと理解していました。そのために、実家から離れるために遠く、京都の同志社大学に行くことを決めたのですが、まさか統合失調症になり、実家に帰らざるを得なくなるとは。
暇が怖い。恐怖の対象がすぐ近くに迫っている。怖い。
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