君の一番
妄想大好きブ少女
1・幼馴染
今日は私神崎葵の高校生になって初めての通学。
幼馴染の東条綾が「みんなで同じ高校に通いたい」と言い出したのがきっかけでみんなで同じ高校を目指し、奇跡的にみんな合格。
私は本当は幼馴染の3人から離れ1人別の高校に行こうとしたが、幼馴染の篠原奏汰、佐賀悠真に見つかり強制的にこの高校へ受験させられた。
-------------------‐-------------------‐------------------------------
「葵ちゃんクラスどこだった??」
「みんなと同じA組だったよ」
「そっかよかった〜またみんなと一緒!」
綾は嬉しそうにしているけど、私はあんまり嬉しくなかった。3人と一緒ということはまた、綾だけ特別扱い。私は3人の背中を1人寂しく見るだけ。
綾を特別扱いするようになったのはあの出来事があったから。
----------------------------------------------------------------------
幼い頃、私の親が私達4人をキャンプに連れて行ってくれたとき。私と綾は山で迷子になった。
人は誰もいないし、暗くて怖かった。私は綾を庇って沢山怪我をしていた。綾は泣いていて、私は痛みを我慢しながら綾を慰めていた。しばらくして、奏汰と悠真が私達を見つけてくれた。2人は安心した顔で綾に駆け寄った。傷だらけの私には見向きもしてくれなかった。
-------------------‐-----------------‐--------------------------------
君の一番 妄想大好きブ少女 @wakatuki1256
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。君の一番の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます