ダグラスが
誓いを守って
いいやつに
~とは 心揺らされた はいく~
ダグラス、とてもいいやつになったのですね。
とはいえ前回の事件において彼が行った事が、どうにも許されることではないですからねぇ。
人生リセット出来たようなのでこのまま罪を贖いつつ正しき道に進んで欲しいとは思いますが……。
そしてそれ以上に気になるのがダグラスとの時点ではかろうじてとはいえ会話が出来ていたのに屋敷に帰って来てからは言葉が話せなくなっているのが気になりますねぇ。
ただの衰弱からなのか、心の問題か。
あるいは襲われたときの傷とかも関係しているのかしら。
とにかくも一刻も早い彼の回復を願います。
体も、人間関係も。
作者からの返信
心の俳句ありがとうです!
彼はあれから後悔だけの毎日を送っていて、随分やつれて世捨て人状態。彼もまさかここでカート君に会うとは思っておらず。だけど誓いのとおり、彼を助けます(さり気なく)。
カート君が声が出なくなったのは、心の葛藤からですね。ダグラスの事を言わなきゃいけない気持ちと、黙っていてあげたい気持ち。
嘘は言いたくないからという心理が、彼に声を奪う事で達成した感じでしょうか。自分の心を守るための防衛手段ですね。
一時の事ですが…。
親友の為に医師になったけど、その技術を一度も使えなかったというところでホロリとしてしまいました(/_;)
カートに手を出そうとしたのは許しがたいのですが、この切ない想いを隠して生きてきたというこの胸がしめつけられるような感じは好きです。うっかり同情してしまいそうになりました(笑)
ピアさんと再会できたのは良かったですが、結局待ってただけぇ!!(笑)
これ、相手が恋人だったら張り手でフラれてるやつですよ!もう!ティナにお仕置きされてきてください!!(笑)
作者からの返信
花ちゃんが絆されてる…。
何気に切ない男でしたね。もし普通の男女であれば、それが恋だと気付けたのでしょうが、当時の彼はまさか自分が男を好きになってるなんて欠片も理解できなかったんですね。カップルは男女で成立するものという先入観が。
苦しすぎて逃げ出した結果がご覧の有様だよ!
ピアは頭が良すぎるせいで、先読みし過ぎて自分の行動を縛って身動きできなくなるタイプですね。こうしたらああなるからダメだ、ああしたらこうなるからダメだし、みたいな感じで…。
うわああ……ダグラスの口からヴィットリオの名前が出るともうこうなんかアレですね……(語彙喪失)
彼の胸にヴィットリオがいるのなら、カート君に向ける想いは父性であろうとは想うのですが、何だかもうこう複雑です。ピアさんもそうだし、この国の大人たちは本当にもう踏み込めない方々ですなあ……。
ここらで一丁フィーネちゃんがやっぱりブレイクスルーした方が、カートは幸せになれるとわかってはいるのですが、やっぱりこう大人の包容力みたいなものに期待してしまいたくもなるのですが、ああでもその先に待っているものは……(千々に乱れる想ひ)
正座して明日もお待ちしております。
作者からの返信
以降、ダグラスは4章最後まで出番なしです^^
カートの中のダグラスの立ち位置に変化が出てきます。名前はチラホラ出るかも。
ダグラスがしれっとピアをフォローしていたりとか、大人の貫禄ですね。
今作はアーノルドもしょんもりになるので、元気いっぱいなのはフィーネだけなんですが、そのフィーネはこの後…。
ダグラスさんも、難儀な人生を送ってますよねぇ……。冷たい雨に打たれて、肺炎! 彼に合わなければカート君ヤバかったのでは。
関係を進める恋をするにはカート君の心はまだ未成熟で、親を求めてしまう年頃なんだろなぁと思います。土壇場で根性見せるフィーネはカート君にぴったりの女の子なんでしょうけど、無条件に甘えられる相手がいないのが不憫で……(ノ_<)
声が出なくなったのは、肺炎の後遺症なのかな……
作者からの返信
カート君は人気のない場所を目指して行ったので、そういう場所は脛に傷持つ人が潜んでいたりするのですが、ここでダグラスに遭う事になったのは運命的であり、むしろ幸運だったという(ご都合主義ですが)。
医者でもある彼でなければ、カート君は静かに命の危機でした。
かつては感情を抑えるという硬い殻で自分を守っていたので、その殻を失ったカート君は成熟していないやわやわの中身が出ちゃってる状態です。本人やピアが思っている以上に、弱い存在かも…。
声が出ない理由は次回!回復も早いけれども…。
ダグラスさんすっかり憑き物がとれて頼れる大人に変貌していました、恐らく今の姿が本来の彼なのでしょう、助けたい人の為に医術を学んだというのに使う機会は訪れなかったっと、彼の独白が悲しみを誘います。
カート君声が! 一過性のものなのか長引きそうなのか心配です。
作者からの返信
自分の気持ちを知り、それを認めてしまうと、これまでの自分が虚勢をはった仮初めの姿であったことに気付いた感じですね。まさに一度死んで生まれ変わったみたいな。
カート君から見ると自分をひどい目にあわせた張本人でもあるから、報告しなければいけない犯罪者であると思いつつも、優しくされて混乱してしまい、結果、言わなければと言わずにいてあげたいの葛藤から、声が出せなくなってしまいました。