無題の詩
音澤 煙管
泪に誘われた猫たち……
詩を書き始めた、
丁度5年前の雨降る頃に。
それは心のメッセージ、
それは心の整理でだった。
今更想いは届かない、
だけどぼくは書き続けた。
書き尽くした頃出逢いがあった……
そして今、
また詩を書き始めた、
昔と同じ様な事で。
不思議なことに、
昔も今も詩を書いていると
必ず飼い猫が寄ってくる。
動物というものは不思議なもので、
空気を敏感に感じ嗅ぎつける。
念の空気、
感の空気、
悔やむ空気、
静かな空気、
同類した空気……
そう、猫と人間との共有な時。
彼ら猫たちも、
心のメッセージと整理をしている。
同調した空気の中、
飼い猫たちと一緒に、
薄暗い部屋から空を見上げた。
七月初旬雨季の頃、
ずっと居座るこの雨雲は、
何時になったら消えるのかな?
無題の詩 音澤 煙管 @vrymtl
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