お中元

有馬 千

お中元

えー、暑い日が続いてますな。

こんな日はとっとと帰って、枝豆で冷えたビールをキューッと一杯!

頂き物のいつもより上等なビールなら、言うこと無しですな。

・・・もっとも、うちにビールを送って下さるような奇特な方はおりませんが・・・


そんなこんなで、うちはお中元に縁がありません。

しかし実家には色々届いてるようでして、特に母のそうめん好きを知る方々から

そうめんが大量に届きます。

そこからのお裾分け、まぁ救援物資といいますか、ありがたく戴いております。

・・・社会人になっても救援物資って・・・orz


そもそもお中元とは何ぞや、ってなもんですが・・・

「中元」と言うのは「地獄の釜の蓋が開く日」なんだそうですな。

そこで日頃の行いを反省して、身近な人に贈り物をするといい、との事。

・・・ぶっちゃけ、閻魔様へのゴマすりですな。地獄の沙汰も何とやら・・・


政治家は、お中元を贈るのは寄付行為になるので禁止、だそうですな。

でも貰うのは、まぁ色々条件はあるものの概ねOKだとか。

・・・地獄の釜が蓋開けて待ってますよ?・・・


そういえば、たまにこんな人いません?

会社で出世して、

「いやぁ、お中元の送り先が増えて困ってるんだよ」

とか言いながら、何となく得意気な人。

・・・あんた、どれだけ悪いことやったの?・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

お中元 有馬 千 @arimasen

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ