弊自主企画にご参加いただきありがとうございました!三題噺という制約がありながらも、膨らませた世界感が面白く、引き込まれました!やさしいせかいという出だしから導かれたエンディングにびっくりしました。とても不思議なお話をありがとうございました!
貴理子の頭から降ってきたトイレットペーパーに、青い文字が滲んでいた。それは『ヴァルプルギスの夜の参加』を問う、魔女の回覧板。貴理子にはなんの心当たりもない。ところが幼なじみの司は、それを聞いた途端顔色を変え……。それは世界のやさしさだった。それでも彼女は、そのやさしさを許さない。そして、許されないことを望むのでしょう。前半と後半でガラリと世界が変わる物語です。