「精霊よ！感謝しますっ(皆)」「酷くね？(主人公)」

……この令嬢とんでもねえな(←転生した本人談)

前世の記憶を取り戻した悪役令嬢のメタモルフォーゼっぷりが楽しい作品です。
皆に恐れられる令嬢、それは転生先の自分。
今までの自分(転生先)のダメっぷりにツッコミを入れる様子が、クスリときて逆に小気味良いです。

主人公と親友の友情に癒されるお話でもあります。
家族も良い味を出していて、ぜひ全員で幸せになってほしい！と
素直に思える作品でした。

記憶ありの第二の人生で精神的に大人な主人公なので、安定感があり
安心して読み進められました。