【ネタバレあり】〜第60話まで
面白く感じたのが、主人公の立ち位置。御曹司、お金持ちとういう、位置は稀に見ない。多くの主人公だと、フツメンが多いので、やはり、新鮮味を感じた。また、男友達と同格の容姿を兼ね備えているのにも関わらず、何故か、主人公にはモテない印象が見受けられる。もしかしては家の権力が高いと、損得があるんだなぁ、と実感しせざるを得ない、、。
また、ゲームの世界に入ったのはわかるが、ゲーム世界状の一般家庭に生まれた、別主人公が登場していないのがわかった。
世界線的に、ギャルゲーなのか、異世界なのか、わからない。どちらかと言えば、異世界寄りのギャルゲーのほうが印象的に強い(独断の偏見)。
難しいのは、誰が、メインヒロインになるのかがわからない部分。様子見すれば、お互い、適度の距離を保っているので、進展よりも、主人公は深く人間関係を重視しているのが感じられる。色恋沙汰は中等部の後半場面に出てくると勝手に予測、、。
PS:真冬が推し(´・ω・`)
あらすじ
ゲーム世界に転生した男。
前世では、病気に冒され十分に人生を謳歌できなかった。
しかし、転生先はなんと前世のゲームの悪役令息。
特殊能力である治癒能力を振りかざし、悪の道を突き進んでいたキャラだ。
しかも最終的には死亡するかもしれないというお先真っ暗の運命。
僕はそんな風にはならない、そしてまずは死なない行動を。
と主人公は奮闘する。
さらに、ゲームの推しを救わなければ…!との思いが…?!
・・*・・*・・
感想等
主人公の一人称視点で描かれています。
軽快なテンポで物語が進行し、非常にストレスフリーでした。
ゲーム時での設定がはっきりとしており、そのうえでその設定を活かしながら読者に推測させるような場面も多く用意されておりとても面白かったです。
次の展開が物語の本質に近づいていく大切な局面だと思うので、見逃さないようにしたいと思います。
応援しています。
難病によって生涯を終えた主人公が目覚めると某有名RPGのゲーム世界の悪役キャラになっていた! 悪役として殺される未来を回避するため、第二の人生を礼儀正しく謙虚に生きようとする悪役令嬢ならぬ、悪役御曹司ものです。
主人公が転生したのは旧華族の御曹司・明前咲也(6)。大金持ちのイケメンだが、高慢で陰険な性格から周囲からとことん嫌われていた悪役だった。
舞台は現代日本だが、前世と唯一違う点は異能を持っている人間が珍しくないこと。
咲也の異能は怪我や万病を癒やす「治癒」。その悪役に似合わない能力で病気の母親を救ったり、正義サイドのキャラクターと友人関係を築いたり、黒幕キャラの"闇落ち"を未然に防いだりと、バッドエンドを回避するために幼い見た目で気配り上手なところが微笑ましいんです。
普通なら優等生すぎて奇妙に思われそうな咲也だけれど、ゲームキャラたちもハイスペックな小学生ばかりで、逆にいつも振り回されてばかりなのも可笑しい。果たしてこのまま平穏な人生がおくれるのか。今後の展開に期待です。
(新作紹介 カクヨム金のたまご/文=愛咲 優詩)