ガストのネコロボの名札確認と新作ハンバーグ
ネコロボの名札の有無を確認するため、ガストに行った。
名札の件は、店に入って1分もせずに済んだ。店に入ったとき、ちょうどネコロボが配膳をしていたので確認できた。
ちゃんと名札は付いていた。相変わらずおいしそうな名前が付いているし、研修中だの副店候補だのと肩書きも書かれている。
この肩書きは固定なので、研修中のやつは何年経っても研修中である。
ポンコツだった時はそれでも良かったが、今のガストのネコロボはちゃんと働いているのだから、そろそろ研修が終わってもいい気はする。
ということは、やはり名札を剥がされたのはしゃぶ葉の連中だけのようである。
少なくとも、私の近所の2店舗では名札がなくなっているのを確認している。
また、現在、すかいらーくグループの注文タブレットでは、しゃぶ葉で行われたという武蔵府中リーグの祝勝会の動画が流れるが、この動画に映っているネコロボにも名札がない。
これらのことから、おそらくしゃぶ葉全店で名札が剥がされているのだろうと推測している。
着席すらしない内に用事は済んでしまったが、このまま帰るのはあんまりなので、何か頼むことにする。
ガストにはしばらく来ていなかったが、メニューにいくらか変更があったようである。
ガストは去年の春、「THEガストハンバーグ」と「匠・武蔵野ハンバーグ」という、ちょっと高級なハンバーグメニューを加えた。
私は両方とも食べて、その感想は雑記に書いた。
THEガストハンバーグはふんわり柔らかでうまかったが、匠ハンバーグは、ソースは高級感があって良かったが、ハンバーグはちょっと硬めでいまいちな感じだった。硬いハンバーグが必ずしも悪いわけではないが、匠ハンバーグのそれは、高級感を出そうとして失敗した感じがあった。
その後、いつの間にかこの2品はなくなっており、代わりに「武蔵野プレミアムハンバーグ」という名で統合された。これは私は食べたことがないから、THEガスト寄りなのか匠寄りなのかは不明。
現在、その武蔵野プレミアムは販売休止となっている。復活するのか、このまま消えるのかはわからない。
代わりに投入されたのが、「ビーフ100%粗挽きステーキハンバーグ」。どういうものかは名前そのまんまである。
他にもいろいろ増えていたが、とりあえずこれを頼むことにした。
しかし、この1年で主力商品が3回もリニューアルするのは、ガストに迷いが感じられる。
で、そのビーフ100%粗挽きステーキハンバーグについてだが。
これは、味に関しては文句なかった。ファミレスのハンバーグとしては上出来。
全国規模のチェーン店で、牛100%ハンバーグで一番安くておいしいのはブロンコビリーのがんこハンバーグだと思うが、ガストのこれもいい線行っていると思う。
牛100%ハンバーグなので硬めのハンバーグだが、匠ハンバーグより硬さに説得力がある。
それは当然で、匠ハンバーグは牛豚なのに硬かったのである。
私は去年、匠ハンバーグを「いまいち」と評したが、なぜいまいちなのかはわかっていなかった。
しかし今回、このハンバーグを食べてわかった。匠ハンバーグは、牛豚ハンバーグなのに、牛100%ハンバーグっぽさを出そうとして失敗していたのである。
料理ではしばしば、代替食材でそれっぽい味を出そうとする試みがなされる。豆腐を肉っぽくするとか。
しかし、そういう試みはだいたい失敗する。豆腐は豆腐で、肉じゃないからである。そういうごまかしはバレるし、印象も良くない。ニセモノを食わされている、騙されている感がある。
牛豚ミンチを使ってハンバーグを作るなら、あくまで牛豚ハンバーグとしてのおいしさを追求すべきである。硬めにして牛100%っぽくしたろうとかいう、ごまかしの心が匠ハンバーグには透けていた。だからあのハンバーグの硬さには惹かれなかったのだ……と、今にして思う。
その点、牛100%粗挽きステーキハンバーグは、正真正銘牛100%である。このハンバーグの硬さ、食べごたえには偽りはない。
……それはいいが、この名前はなんとかならんのだろうか。
味に関しては文句ないが、値段も900円+税と結構する。値段相応と言える。
これが高いと思う人は従来のハンバーグを頼むことになるが、今やガストの鉄板目玉ハンバーグは600円~700円+税する(店舗によって値段が異なる)。その分、味も良くなっているわけだが、昔の安いイメージがまだある人には、この値段は受け入れられないだろうなという気もする。
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