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肥前ロンズ様
お伺いが遅くなってごめんなさいね。フォローしてそのままになっていました。
学校に行かれなくなってしまったお子さんの気持ちや状況が、とても丁寧に描かれていて胸に迫ってきました。できたことが出来なくなってしまうんですね。そこまで追い込まれてしまって、不安倍増ですね。
心無い言葉の数々に傷ついたみどりちゃんは、とても優しくて真面目で一生懸命な子。だからこそ、傷つけた人を責めたり拒絶したりすることができなくて、学校に行かれなくなってしまったのですよね。
だから、『呼吸するなと言う人のいうことなんて聞かなくて良かったね』と気づいたことは本当に良かったなと思いました。
ピアノの方との出会いが彼女の自信を取り戻すきっかけになって良かったです。
そして今も一緒に歌えていることは、次の一歩に繋がるはず。
ゆっくりでも前に進んでいる未来が見えて嬉しかったです。
とても優しい物語をありがとうございました。
作者からの返信
☆涼月☆さま!
よかった……パクリ疑惑と言われなくてよかったです……(((((;゚Д゚)))))
こちらも読んでくださり、ありがとうございます!
〉できたことが出来なくなってしまうんですね。そこまで追い込まれてしまって、不安倍増ですね。
それを理解していただけて、とても嬉しいです。
自分を奪われるって、呼吸を奪われることだと思うのです。だから呼吸を取り戻すのは、歌うのが一番かな、と思いました。
☆もありがとうございました!
3への応援コメント
こんにちは。
学校に行けなくなって、それどころか自分を肯定することができなくなった辛いスタートから、最後には人前で堂々と歌えるようになる――希望にあふれる素敵な最後でした。
「女の人が『ぼく』と歌っていても、誰もそれを疑問に思わない」…素敵な世界ですよね。翻って、歌の世界以外ではどうしてそうならないんだろう、と考えさせられてしまいます。
第2話の、「『呼吸をするな』という人間の言うことなんて、聞かなくてよかったね」も、はっとしました。
ここに書くのは趣旨違いかもしれませんが、、私の物語に素敵なレビューを寄せていただき、ありがとうございました! 「許されないことを望むのでしょう」に、貴理子の心情を言い当てていただいた思いがしました。
作者からの返信
久里 琳さま!
読んでくださり、ありがとうございます!
社会はすぐには変わらないかもしれないけれど、呼吸をすることが悪いはずがない。そんな気持ちを込めました。
いえいえ! 丁寧なお礼ありがとうございます! 貴理子ちゃんの生理時の気持ち、滅茶苦茶わかります(真顔)。素敵な作品でした。
(後でコメント欄にて失礼します)
3への応援コメント
良いお話でしたー!
とくにエピソード『2』の「許せなかったんだね。自分のことが」ってセリフが好きですー(*´艸`*)
子供の生き方をめぐって対立する親子の物語って、子供の気持ちは描かれてるけど、親の気持ちが描かれてるものは少ないんですよねー。
なので、男性のお父さんの心理状態について触れてるところ、すごい良いなと思いました☆
主人公はすごく良い出会いをしましたね!
まだ進路は見えないかもですが、良い方向に向かってると思える終わり方も素敵でしたヽ(=´▽`=)ノ
作者からの返信
ばびぶ@『転生王女の書記官』第二部連載中さま!
素敵なレビューまでありがとうございます! とってもわかりやすくて、みどりちゃんの真面目さが伝わってきます! 嬉しいです!
〉子供の生き方をめぐって対立する親子の物語って、子供の気持ちは描かれてるけど、親の気持ちが描かれてるものは少ないんですよねー。
基本的に子供は親を倒していくので、親は悪人になってないとです笑
でも、すごく強くて怖い人が、実はとっても弱かったのだと心から理解した時、解放される人もいるような気がして。
間違えを弾劾するのではなく、間違えを許すことで、自由になれる人がいるんじゃないかと思いました。
心持ちが変わっただけで、具体策は何も変わってません笑
それでも、彼女は呼吸の仕方を獲得しました。それだけで良いのだと思います。
あとはケ・セラ・セラ~(うおい)
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確かに、歌の中では女性が「ぼく」と言っても疑問に思わないですね。
しかし日常生活で「ぼく」と言っている女性がいると違和感を覚えることがある。
不思議です。
でも主人公にとってはそのちょっとしたことを周りに矯正されることが息ができないくらいに苦しかったのですね。
歌っている間だけでも自分らしく居られることが救いになるといいですね。
作者からの返信
雪世 明良さま!
僕っ子がすごい毛嫌いされている様子とか、オタク文化でのキャラ付けとかでイタイ奴、みたいな見下しされてますが。
Lisaが「炎」歌っても誰も突っ込んでないな、と思って出来上がった作品です笑
やばい、お題関係ないのがさらにバレる!汗
ちょっと、って、何を基準にさすのでしょうね。
多数の価値なのか、当人の価値なのか。
人にとって「一口くれ」が、ほぼ食べてるみたいな……そんな違和感を感じます。
コメントありがとうございます!
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私の子どもが「学校行きたくない」とか言ってきたら、読み返したい作品です。みんなと一緒みたいにできないって、本人が一番辛かったりしますよね。自分の役割がない心細さや後ろめたさ。自分を殺して生きることの辛さ。とてもリアルに伝わってきました。「呼吸」という言葉に説得力があります。ピアニストのお父さんとの関係が、作品に奥行きを与えていますね。正義x悪の構図じゃない葛藤に共感できます。とっても胸を打つ物語です。
作者からの返信
かしこまりこ様!
〉私の子どもが「学校行きたくない」とか言ってきたら、読み返したい作品です。
ありがとうございます。そうだといいな、と思って書き上げました。
私たちは、誰かの酸素を奪って吸っているのかもしれません。
でも、呼吸をすることを悪だと思いたくない。それをとやかく言われたくない。
そんな気持ちが伝わったのなら、とても幸せです。
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学生の頃は特に、視野狭窄に陥りがち。でも仕方ないですね。大人になってから分かる逃げ道も解決方法も、そのときは知らないのですから。何かが好きな人にその何かを止めるような空気を醸すのは、肉体的な痛みを伴わない暴力。それは、やはり同じ年代の、同じように分かっていない周囲からのものなので、これも仕方ないと言えば仕方ない。しかし何でもかんでも仕方ないで済まされない、ということを親は幼少の砌から教えておくべきだなと思います。ボクと言えなくなった彼女がまたボクと言える日は……。
作者からの返信
悠木 柚さま!
「大人になれば自由になれる」とよく言われたけど、大人になるまで耐えられるかなんてわからないし。
大人になると責任があって大変で、子供時代が幸せなんだ、なんて刷り込みされたら、大人になることに絶望しかない気がします。
大きな世界に出たら幸せになれるのではなくて、「小さなここで上手くやれないなら大きな世界で成功するわけない」と植え付けられているので、私たち(学校で「こんなことで挫けて、社会に出たらどうするの」ってよく言われた)。
そう、わかってないんですよね。
それがその人にとっていかに大切なものであるか、大切じゃない人にはわからない。
ただそれだけのことなのに、それがぶっとく刺さってる…だけど他者には「それだけのこと」のほうが重要だから、結局噛み合わないのだろうな、と思います
暴力というのは基本、使っている人間は正当だと思って使いますから。
自分の暴力性を理解することから始めないとだけど、それを理解しつづけるのはとても苦しい…
1 への応援コメント
多感な次期は色々と考えを巡らせがちですよね。それは良いことも悪いことも。「キモい」って言葉は、たしかに胸を抉られる何かを秘めています。「気持ち悪い」とか「気色悪い」なら、そこまで思わないのですが。元々良くない言葉を略したことによって膨らんだ軽視が見え隠れして。ラノベで使っているのを読むならまだしも、実際に使われたら本当に嫌ですよね。
作者からの返信
悠木 柚さま!
「キモイ」って、かなり殺傷力のあるナイフだと思います。「なぜそう思うのか」という合理的な理由付けをしなくても、使えるからです。
それは絶対、集団で使ってよいものではないです。セクハラされたり痴漢されたら遠慮なく使いますが、一応人を殺せる武器だと思って使ってます。
あれを平気で使える人間の気がしれないです(げっそり)
編集済
3への応援コメント
三題噺お疲れさまでした。
お題を消化するって難しいですよね。
繊細な感覚をもった女性の息苦しさが伝わる文章で、とてもいいと思います。読んでいる方も息苦しくなるというのは、よく書けていることだと判断します。
ストリートピアノに合わせて歌うというのもいいです。
わたしなら恥ずかしくてできませんが、それだけに「思い切ってやってる」感じがでていると思います。
三題噺の競作に参加していただき、ありがとうございました。
【追記】
そういや、最初に小説を投稿したとき「清水の舞台から飛び降りる」ような気持ちだったのを思い出しました。
作者からの返信
藤光さま!
はい! 三題噺舐めてました! ごめんなさい!(謝罪)
貴重な機会を作って下さりありがとうございます! 精進致します!
多分、我々の小説も、
「え、自分の文章晒すの!? 私なら恥ずかしくてできない(>_<)」
って言ってた人多かったでしょうねー笑
自分が思い切ってるつもりは無いのですが、そう言われると何故か羞恥心が発生します笑
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同調圧力は、日本のような単一民族にはどうしても大きくなりますよね。
私の学生時代の知り合いに、自分のことを「僕」といっていた子がいました。とてもかわいく思えたものですけど。
よくわからないのですが、都会に住んでいるほうが、そういう意味では生きやすいと思います。
作者からの返信
雨 杜和orアメたぬきさま!
都会に住んでないので、そこんとこはよくわからんのですが。
「田舎から離れればいい」「都会に出ればいい」という言葉では、片付けられないのが思春期です。
大人になれば自由になれると言われても、大人になるには責任を果たさないといけない。今自分のしないといけないことが出来ないのに、昨日出来たことが出来なくなるのに、大人になって出来るとは思えない。
そうではなくて、最初から自分が自由である、という認識が必要なんじゃないかなって思います。
責任を果たさなければ自由を享受できないのではなくて、自由が最初にあるから責任を持つ。
日本人、自由や権利が先に来ていることを理解してない人が多いので、そこんとこかと。
あれなんかコメントの軸ずれたかも汗
3への応援コメント
周りの人と違っていたら指をさされて笑われる。
他人の言うことなんて知るかって思えたら良いのですけど、それができずに『自分』を殺されてしまう人は、少なくないと思います。
だけど偶然出会った彼の言葉で、再び呼吸ができるようになりましたね。
勝手に押し付けられた固定概念に、捕らわれる必要なんてありません。誰がなんと言おうと、「ぼく」と言うのが自然体なのですから。これからもちゃんと呼吸をしながら、この世界を楽しんでください(*´▽`)
>『ぼく』も歌も、私にとっては呼吸だった。
この表現、すごく上手いです。
彼女にとってそれは当たり前だったという事や、奪われた時の苦しみが、とてもよく伝わってきます。
作者からの返信
無月弟さま!
〉他人の言うことなんて知るかって思えたら良いのですけど、それができずに『自分』を殺されてしまう人は、少なくないと思います。
思えればいい。それは正論で、それしかないんですけど、それを許せるまでが大変なのかもな、って思います。
腹括ったらもうやるっきゃないんだけども。
>『ぼく』も歌も、私にとっては呼吸だった。
恐らく彼女は、人前で『ぼく』と呼ぶのは無理だろうな、と思います。
でも、そこから繋いだ歌によって、彼女は『ぼく』を使える場所を見つけた。そんなお話になりました。
トイレットペーパーも草も回覧板も、最初で終わったーーーー!!Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
でも、そう言って頂けて嬉しいです(●´ω`●)
編集済
3への応援コメント
自分にとって好きなもの、当たり前のことをやる。それの何が悪いのかと思いますが、悲しいことに、世の中には周りがそれを許さないというケースが多々あるのですよね。
そういうやつらに言ってやりたい。ふざけるな!
同じような悩みを抱えている人は、きっとたくさんいることでしょう。だけどどうか、身勝手な言葉を真に受けて、自分自身の気持ちに蓋をしないでほしい。
女の人が『ぼく』と言ったっていい。男の人がピアノを弾いたっていい。
中には珍しいものもあるかもしれないけど、決して悪いことはないし、負い目を感じる必要もないのです。
自分らしく、好きなことを自由にできる。そんな当たり前が、少しでも広まってくれるといいです。
作者からの返信
無月兄さま!
自由にすればいい、っていう言葉を、理解している人はどれぐらいいるのでしょうか。
その自由という言葉は、「それをしなければ息が出来ない」のと、「なくてもあっても構わない」のとでは、全く意味が異なることを知っている人は、どれほどいるのでしょう。
前者を知っている人は、傷ついて苦しんでも、それしかないのです。例えそれが、他人に恥をかかせたり、迷惑をかけるものであったとしても。
そんな息苦しさを思い出しながら書いた作品です。
そう言って下さり、ありがとうございます(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)
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『呼吸するなと言う人のいう事なんか~』の一文に、はっ、とさせられました。
いい小説です。
作者からの返信
和史さま!
ありがとうございます。そのセリフには、とても力を入れたので、嬉しいです。
☆もありがとうございました!