人生山あり谷ありと言いますが、本作の主人公は山からスタートして数十話経過するまで直滑降で落ち続ける稀有な作品です。有能な主人公が、ある「体質」のせいで身分や約束された未来を失い追い落とされてしまうも、不遇に嘆くことなく歩み続け、ついには本当の理解者や守るべきものを得ていく物語は魅力的でした。まだ完結していない作品なので、今後の展開が非常に楽しみです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(172文字)
感想としては、面白いの一言。設定的には魔族=ひと昔前の日本?人間=魔女狩りやってた頃の西洋?という印象。主人公の精神と肉体の頑強さは凄まじい。人間側に悉く味方が居ないにも関わらず、功…続きを読む
騎士を目指していた主人公が、神の加護なしと見下される。しかも騎士になれず、従卒として働く日々は苦難が続く。それでも心を折られず、ひたむきに生きる主人公に感嘆する。その果てにはどんな未来が待ってい…続きを読む
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