第3話 冒険者ギルド加入
キィィ
入ったは良いものの、こちらに視線が集まってくる。
それもそうだろう。
着ている服が、みんなと明らかに違うからな......
まあ、みんなが想像する死神の服を着ている。
さっきの女の子も不思議に思ってたんだろうなぁ
早速、受付の人に話を聞くか。
浴びせられる視線を気にしながら受付の方へ進んでいく。
「あの~すいません。ギルドに加入ってできますか?」
受付のお姉さんは、不思議そうに服を見ながら答えてくれる。
「はい、大丈夫ですよ」
笑顔が眩しい。
俺だっておじさんじゃなかったら口説いたりしているもんなんだが......
というより、俺死神だからなぁ。はぁ......
恋愛なんてしてたの何年ぶりかな?
あいつは今も頑張っているだろうか......
色々考えていると、声がかかる。
「あの~」
「ああ、すいません。ちょっと考え事していて。ハハッ」
「では、この紙に必要事項を書いてください」
「わかりました」
紙を受け取る。
特別なことは一切ないな。
ん?出身地?
どうしよう、死神の国って書いたら不味いよな。
とりあえず日本って書いておくか。
「確認しますね。はい、それではこのギルドカードをお渡しします」
日本でも問題ないのか?
それにしても結構しっかりしたカードだな。
「これで、加入完了です。次に仕事について説明しますね」
死神の異世界生活 こんぶおにぎり @KombuOnigiri
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