第53話 新チーム
「あ〜しゅうとと同じチームが良かったなー」
「まぁこれもいい経験だし、みんなと一緒じゃないから不安だけど頑張ろうぜ!」
「そうだな!ただ炎治は熱くてうるさいから気をつけろよ…」
「あ、あぁ、気をつけるよ」
「そんじゃ寝るか!」
「あぁ、もうこんな時間だしな」
俺らは眠りについた
…聞こえるか…雨宮…修斗…
「ん…?この声は…」
ヘルンの声が聞こえた
「なんだよ?」
先に行われる霊道帰還…
なにやら嫌な予感がする…
「嫌な予感?」
この数日間の間に
力をつけよ…
「んー…何が何だかわかんねぇけど、力は付けるよ。」
なんだったんだろう…あの忠告…
まぁ変わらず特訓だ…!
翌日
「おはよ〜」
「おう、おはよ〜…てかりゅうきって毎朝起きるの早いんだな」
「まぁなー、生前は牧場の家だったし」
「え!?そうなの!?」
「驚いたか!」
「驚き限界突破してるわ」
「てか、もう飯の時間じゃん」
「ガチだ!やべ!行こーぜ!」
1日が始まった
今日はチームで早速特訓があるらしい
朝食を食べ終え、部屋で準備をしてひめのと集合場所へ向かった
「ここで特訓すんのか〜」
「すごいね…ほんとにエデンの1部とは思えない広さ…」
「おーい!しゅうとー!!!!ひめのー!」
遠くから声がした
「ん?あ、國光…炎治?と真理!」
「おはよう!今日からよろしく頼む!俺の事は気軽に炎治と呼んでくれ!」
「おう、よろしく!炎治と真理!」
「よろしくお願いします!」
「よ、よろしく!」(やばい、名前呼び無理…やばい…ぐはっ…)
「おー!早速仲良くなってるな〜?」
「あ、天木先生!」
「この流れで我々も自己紹介済ませちゃおうか!ヘブンスターティアの教師兼一応プロヘブングライダーの天木エリカでっす…!」
「い、一応…?」
「よろしくお願いします!!!」
「天木先生がいりゃ百人力だな!」
「そしてそして、次蜘蛛波さん!」
「あ…はい、プロヘルスレイヤーの蜘蛛波瑛二です…役立たずで申し訳ないですがよろしくお願いします…」
「い、いやいや、プロなんだから約立たずにはならないだろ…」
「蜘蛛波さんはこんな感じの人なんだ。でも内なる炎に俺は気付いている…!!!!」
「あっつ…」
「次は私ですね。プロヘブングライダーの百合川結です。よろしくお願いします。」
「真面目だ…絶対学校で風紀委員だ…」
「わ、私の過去探らないでください!」
「よし!ざっと自己紹介は済んだかな!それじゃ早速各々の能力開示と行こうか!」
「俺はざっと言うと炎を操る!!」
「私は主に回復に徹します…!」
「私はぁ…りゅうきの鶴バージョンだから…探知は得意かも…?」
「俺は…」
待てよ?俺の能力って明確に言えばなんだ…?そのまま言えばいいのか?
「俺は…想像した物の威力を拳に乗せたり、相手の能力の一部を消したりする事ができる…と思う…」
「まだ能力になれていないのか?珍しいな…」
「なんか俺だけ能力の記憶を組み込まれなかったらしい」
「そ、そんな事があるの!?」
「不具合かもな…はは」
「…はーい!じゃあ私達の番だね!私は使役した悪霊を操れます!妹と同じ能力!」
「僕は…蜘蛛の能力を使えたり蜘蛛を召喚して戦います…気持ち悪いですよね…」
「いやいやかっこいいじゃないすか!」
「蜘蛛のヒーローとかもいるしな!!」
「…ありがとう」ボソッ
「私は赤い糸を繋げて指示を出したりその糸を使って戦ったりします」
「ロマンチックですね…!」
「ち、ちが…赤にはなんの意味もありません!!」
「いじられキャラなのか…?」
「よーし!じゃあ把握した所で早速特訓を始めようか!」
「おー!!」
キョウカチーム
「みんな集まったわね。天木キョウカよ。簡潔に自己紹介を終わらせましょう」
「ライアー・ストライデン。ライアーでいい。能力は…剣だ」
「川上龍輝っす!能力は〜一部の部位をドラゴンの体にできます!」
「御魂紫苑です。能力は雲や霧を操れます…」
「高嶺來良です!武器を作れます!」
「簡潔で助かるわ。それではプロの方もお願いします。」
「山川虎遥!!能力は二丁拳銃とでもいっておくぜ!」
「この世に蔓延る悪霊を!」
「お、おぉ!!!!」
「1匹残らず浄化する!!」
「世界と言う名の湖を統べる、正義のヒーロー!ダックワン!!こと、鴨沢正義です!」
「うおおおおおおおお!!!かっけぇ!!!」
「も〜男の子ってほんとガキっぽいよね」
「ライアー様は大人です」
「まぁ確かに例外か…」
「能力はスーパーヒーローです!」
「うおおおおおおおおおお!!!」
「さぁ、それでは自己紹介も終わった事だし早速特訓に入るわよ。みんなで強くなりましょ!」
「おー!」
俺達はもう少しで来る霊道帰還に向けてチームでの特訓を始めた
ヘルンスガーディアン 天使の力?で悪霊退散!! あまっぺ @Amappe71
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