作り込まれた世界観、絡み合う伏線、キャラクターの息遣いまで感じられる生々しさ、先を知りたいワクワク感、読んでいくと残り話数が少なくなっていく喪失感、それを上回る上質な読書感。最後の一滴まで美味しく楽しめる、でも飲み尽くしてしまうのがもったいない、そんな物語に出会えた好運に乾杯!
読んで良かったと思わせてくれる作品です。主要人物も亡くなります。寂しいですが、来世があるのが良い救いになっています。とても良い読後感の有る作品です。
ネット小説にありがちな僕の考えた理想のキャラクターとか、最強チート物に疲れたら読んでみて欲しい物語の楽しさを再確認出来ます召喚士という題材自体はそれほど目新しいものではありませんが、世界観をちゃんと作り込み説明文を垂れ流す事なく自然に物語に落とし込んでるので飽きる事なく読み進める事が出来ました作者は文章を人に読ませる訓練を長年ちゃんとしてきた人なのかな評判の良いネット小説色々手を出しましたが、それらとは明らかにレベルが違いますもしかしてプロの作家さんの別名義なのかな?