大永3年時点の阿曽沼家

備忘録も兼ねてます。


当主:阿曽沼遠野太郎親郷ちかさと(正五位下右近衛少将兼北州管領:数え26歳)

 北の方:雪(数え25歳)

  長男:孫四郎(数え8歳)

  長女:鞠(数え6歳)

  次男:米次郎(数え3歳)

 近衛殿:藤子(数え20歳)

  次女:桃子(数え2歳)


前当主:阿曽沼守親もりちか(数え46歳)

 母上様:梢(貴腐人:43歳)

 弟:阿曽沼又三郎郷治さとはる(数え21歳)


一門

鱒沢治部少輔守綱:軍務卿で兵学校校長。 (数え44歳 主人公の叔父)

 長男:喜三郎。12歳で夭折した。生きていれば23歳。

 次男:長福丸(数え10歳)


宇夫方守儀:石巻城城代で外様の多い騎馬隊を任されている。数え40歳。

 長女:若芽(数え10歳)

 長男:鰹丸(数え6歳)


重臣

 浜田清之:雪の父親で主人公の傅役だった。現在は従七位下小外記をもつ京家老。(数え48歳)

   春:雪の母親(数え41歳)

   清次郎:雪の弟、又三郎の近習。(数え21歳)


 来内らいない新兵衛郷之:建設卿。建設局の書類仕事に手を焼いている。(数え26歳)


 毒沢次郎郷政:軍務次官。鱒沢守綱が前線に出てこなくなったため実質的な阿曽沼軍のトップ。(転生者、数え27歳)


 小国彦助郷長:秋田城城代。秋田の開発責任者であり土崎港の管理責任者、そして武器開発局局長。(数え25歳)


 袰綿ほろわた勘次郎;警保局(現代の警察相当)局長。主に主人公の身辺警護を左近と共に担っている。(数え25歳)


 大槌得守:海軍提督。今は南半球を目指して航海中のはず。(転生者、数え35歳)

  華鈴:十勝からきた得守の室。(数え34歳)

  華右衛門得海:長男(数え20歳 兵学校を卒業し船員教育を受けている)

  鈴:長女(数え14歳)

  潮丸:次男(数え10歳 小学生)

  得道:父親。大槌併合の折に出家し隠居していたが実質的な大槌の管理者。(数え55歳)

  波江:得道の妻。得守の土産話を基に冒険奇譚を書いている(数え51歳)

  次兵衛道守:弟。最近港湾管理に興味を持ち始め、得道の下で内政の勉強をしている。(数え20歳)


 大宮時元:算学者。遠野学校の校長。(数え60歳)

  春子:遠野学校で所作を教えている。時元の正室。(数え50歳)

  伊治:時元の嫡男。遠野学校で教鞭をとっている。(数え27歳)

  おさい:時元の長女。(数え20歳)

  国雄:次男。(数え17歳)


 水野工部大輔弥太郎:数え37歳。転生者で遠野先端技術研究所所長。現在大槌で水圧式舵取り機の製造開発に携わっている。

  小菊:29歳。弥太郎の使用人だったが数学の才に恵まれている。弥太郎を見初めて落とした。遠野先端技術研究所の天文部部長として暦の作成を研究している。

  翠:長女。13歳。

  鉄郎:長男。11歳。


 沼野保安頭左近:保安局局長。山伏だったが破門された経歴を持つ。雪により半ば強制的に娶ることとなり保安局のくノ一を嫁に迎え、1子を設けている。


 時遠一郎:農工商務院技術局局長。28歳。転生者で時計の開発を主に行っている。クロノメーターの開発は未成功。小菊の弟。

  希勢:華鈴とともに十勝から来た。一郎の妻で28歳。

  時丸:長男だったが2歳のときに麻疹に罹り死亡。

  蒼:長女で4歳。


 小国彦十郎忠直:小国彦助郷長の父親で鮭の増産を成功させ水産試験場所長となった。48歳。


 紙屋製紙司箕介:宮古に製紙工場を建造し紙の生産量は飛躍的に増加傾向。55歳。


 陶山陶工司右近:もとは百姓。陶器の腕を見込まれて登用された。宮守の鉱床は使い果たしたので大槌に窯を移した。最近は久慈の鉱床が気になっている。33歳。


 炭釜三千代:炭焼きなので炭釜と名乗った。十勝から来た転生者。コークス工場を運転しつつ最近は褐色火薬に使う半焼炭の安定製造を研究中。


 葛屋留五郎:遠野商会の前会長。53歳。

   留十郎:遠野商会の現会長。23歳。


 住友忠重:京から下向してきた。50歳。

   頼重:忠重とともに下向した。住友商会の現当主。27歳。

   

 小友右衛門次郎:蠣崎討伐時の功により渡島を任される。40歳。


 狐崎鯛三:大槌得守に次ぐ二代目十勝守。36歳


その他主な家臣達

 大江太郎四郎孝広:又三郎の近習。

 久慈佐兵衛治継:又三郎の近習。

 工藤権太延清:又三郎の近習。警護局局員。

 松崎牧士もくし頭親政:高清水山で軍馬の生産をしている。そろそろ隠居。

 狐崎祐慶:鉄奉行。狐崎鯛三の兄。

 戸沢飛騨守秀盛:宇夫方守儀に娘を嫁がせた縁で準一門の名目を与えられスペインに派遣された。

 新沼薩摩守郷行:高田城城代。気仙郡の代官。

 相去安芸守五郎太定一:和賀郡相去村から移された。気仙沼城の城代で本吉郡の代官。

 釧路春雄:もともと保安局の諜報員。釧路に送り込まれ現地民と結婚。現地民との信頼関係が篤いため釧路の管理責任者となっている。

 久慈備前信継:久慈信政の次男。岩城氏に代わって岩城・岩崎・菊多郡(現いわき市の大部分)の代官を任されている。

 上遠野かどの藤次郎行秀:いわき市遠野町上遠野付近を治めていた土豪。阿曽沼の南下に伴い臣従し、保安局で暗器及び暗器術の開発研究を行っている。

 服部半蔵保遠;服部家当主。史実では足利将軍家に奉公していたが主人公に半ば買われる形で一族の大半を引き連れ下向し、千賀地から旧姓の服部に戻した。

 斯波詮貞:史実の雫石詮貞。浦塩に領事として派遣された。

 千寿院:戦死した斯波詮高の妻で斯波詮貞の母。出家して菩提を弔う傍ら草紙を書く。作風は穏やかな日常物が主。

 桃花:保安局の忍び。腕は中の上でおもに主人公の警護に当たっている。紗綾と夫婦の仲になっている。

 紗綾:「さや」だが雪からは「さあや」と呼ばれている。多分転生者。腐の元凶だが子供を作ったこともあり今は子供向けの冒険奇譚を書いている。

 田代三喜:遠野施療院院長だったが領内を巡る治療の旅に出た。

 芳婆:遠野施療院産婆長。そろそろ隠居予定。

 長兵衛:釜石製鉄所の所長。

 安太郎:長兵衛の長男。主に高炉の改良に取り組んでいる。

 良次郎:長兵衛の次男。主に反射炉の改良に取り組んでいる。


 田村義顕:篠川城城代。二階堂に攻められたがなんとか守り切った。

 伊達景宗:史実の留守景宗。稙宗が主人公に謀殺されたので伊達家の家督を継いだ。

 相馬盛胤:相馬家当主だった。相馬城の戦い後肺炎が増悪し病死。

 相馬顕胤:相馬家14代当主。馬が好き。

 岩城常隆:岩城氏11代当主。1510年に死んだ説もありますが拙作では1542年死亡説を採用しています。


同盟

 北条氏綱:後北条氏2代目。北条氏綱から北条を名乗る。転生者。鉄砲生産と製紙をはじめている。ただし鉄砲に関しては鉄不足で量産できていない。実は36歳。

   豊:主人公の妹で北条の側室として嫁いだ。お家騒動になりそうな男児を産んでいる。後北条の奥では割と人気。


友好関係

 諏訪頼重:8歳の転生者。このままだと武田に攻め滅ぼされ自刃させられるため、主人公を頼ってきている。諏訪大社の大祝であることから白川伯王家と繋がりを取っており宗教面で主人公を支援するつもり。



その他

春宮様:転生者。今生の母親は勧修寺藤子なので勧修寺邸を春宮としている。ワインと肉が好き。27歳。


四条隆重:羽林家で家業は包丁道。極官は権大納言のはずだが、阿曽沼の献上品を上手く使い極官を超えた。達人級の料理の腕が良かったらしい。公家では阿曽沼の一番の庇護者。

四条隆益:隆重の嫡男。肉料理など新たな料理を探すために遠野に下向した。史実ではこの隆益に子がなく断絶する。


近衛尚通:准三宮(太皇太后・皇太后・皇后の三宮に準じた称号)。主人公に娘を嫁がせた。


二条尹房これふさ:二条家13代当主。足利義稙が出奔したときには主人公の京屋敷で愚痴った。主人公とは縁を強めたいと思っているが年頃の娘が居らず泣く泣く諦めている。


細川高国:管領。足利義稙出奔時は主人公に愚痴り、主人公から援助を受けて争いは史実よりはましに進めている。


細川澄元:細川高国と管領の座を巡って争っている。史実よりは優位ではなく消耗している。


比叡山:金のなる木である坂本が謎の大火で焼失し京や上方一円で僧兵をつかった強請を繰り返している。


法華宗:比叡山の強請に耐えかねた京の町民らを集めて近々何かしそうな勢い。


一向宗:山門と法華宗の動きを警戒している。

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