何もかもわからず進んでいき、目の前で怪しい人が死んでいき、面白い人が授けていき、面白くない人が死んでいき、それでも愛しい人がいる物語。何時でも、何処でも不安はあるけども続いていくどうしようもなさ。確定的絶望、不安定な希望が渦巻いてしまう妄想。微分でも、積分でも、図形でも、非ユークリッドでない、糞が織り成す……唯の何でもない……。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(103文字)
これはレビューと呼ぶのに値しないボヤきです。よくもまあ人の心をガサガサさせますね。娯楽でここまで不安を煽られると、少しだけ生活が乱れます。前作よりこの感覚が止められないから星3つです。
いきなりストーリーに引き込んでくる展開はさすが。続きが気になって更新が待ち遠しい作品です。雰囲気もダーク風味でオーバー・ドーズ社の存在が不気味。このあたりまさにSCP_Foundationなノリ…続きを読む
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