第5話 決断と決意



「どれだけの罪を重ねても、必ず君に会いにいく」


 この手を汚してでも 成し遂げたい事があった

 必ず助けるよ 会いたかったから


 どれだけの罪を重ねようとも 忘れない

 君が笑顔だった頃 君が輝いていた頃の事


 小さないたずらで泣いて怒って

 ささやかな幸せで笑って喜んで


 楽しかった時間を


 どれだけの人を助けたって

 それはただの記号でしかない


 どれだけの人が救われたって

 それはただの事実でしかない


 君が 君の救いだけが

 この世界で価値あるものなんだ


 この心を動かすのはただ一人だけ


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詩集U 不幸に落ちる彼女 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

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