ペティの浮気男料理教室

第1話

はぁい、みんな元気？ペティよ

今日も料理をしていくわね、材料はこちらよ

まず初めに女性のメールのやり取りを混ぜておくわ

なになに？

『今日も素敵だったわ（ハート）×3』

『君もとても可愛かったよ（ハート）×4』

わぉ！ハートが沢山のラブラブな会話ね！！！

次に私とのメールを入れていくわ

「今日ご飯いらない」「帰り遅れる」

とてもクールね！！！！

次はラブなホテルのクーポンを入れるわよ

後1ポイントで、割引がつくわよ

一体どんなけ行ってるのかしら？？

次で割引ってとても財布に優しいわね！！

でも最近飲み会多くて自分が一番先輩だから奢ってる

お金ないから家に入れるお金減らしていい？？って言わなかったかしら？？

なら私も減らしていい？って聞いたらお前は違くない？って言われたの忘れてないわよ

次は少しスパイスを入れるわ

念には念を入れて、探偵を雇ったけど

探偵はやはり凄いわね、もう色んな角度こ2人の

写真が撮られてたわ。気持ち悪いわ

やっぱり2人でホテルに行ってたのね

今更愛情とかないから、何も思わないけども

そしてここで隠し味！！！！！

突然、女性が我が家に訪ねてきたわ

「私貴方の旦那さんと交際してるんですけど、彼を解放してもらえません？

彼悩んでるんです、奥さんがお金を自由に使わせてくれない

いつまでも束縛してくるって

私の方が彼を幸せにできるわ！」

突然で驚いたけど玄関だとあれかなと思って、中に入ってもらったわ

そして最後に、離婚届を出したら

とても美味しそうなご飯の出来上がり！

「ゆ、柚子」

「柚子じゃなくて、ペティよ。ゴンザレスさん」

「ゴ、ゴン？？、あのこれは・・・」

「何ってオムライスだけど、毒でも入ってるって思ってるの？」

落ち着かないのか目線が定まらない

「あ！忘れてたわ！ほら貴方の大好きな例のアキさんよ！」

「あ、あの、すみません。許して下さい！！」

訪問女を呼びゴンザレスさんの前に出すが、訪問女は私に土下座した。

「貴方の土下座に価値があると思ってるの？？

そもそも女性は慰謝料払わなくていいとかいつの時代の人の考えを言ってるの？

いつの時代じゃなくても性別関係なく有責者は慰謝料を払うの」

「あの、私そんなお金なくて」

「知らないわ、お金はきちんと全額頂くから

勿論貴方もよ、逃げられると思わないでね」

「すまない！許してくれ！本気じゃなかったんだ！

離婚したくない！！」

「本気じゃなくても浮気していい理由なんてないから、離婚は絶対よ

もう会いたくないから

これからは弁護士通してね。元旦那さん

貴方もよ浮気女さん」

大きい荷物はもう新しい住処に送っている為、鞄一つだけ持って今まで住んでいた家をでる

柚子が作ったオムライスにケチャップでかかれている文字そこには

　　　　　　　　　　”呪“

の一文字がある。

顔面蒼白のまま2人はその場から動く事は出来なかった