応援コメント

憂うなかれ、新しきは定まった」への応援コメント

  • いつもながら戦闘描写、そこにおける心理描写が秀逸ですね。様々な特製の銃が登場して更に楽しかったです。
    大精霊を相手に一人戦う永の元にやってきたパトリア。
    恐怖と戦いながら死地に立つ彼に抱いた永の気持ち。
    手を繋ぎ大精霊に立ち向かう二人の、なんと神々しいこと!
    パトリアの登場に歓喜し、彼の永にぶつける心の丈に、感極まりました。
    それに応えようとする永にも。
    特に67話のパトリア視点が好きです。彼の強い思いに、涙が出てきたほどです。

    永の知らない「妹」の存在に驚きましたが、何やら今後また絡んできそうな様子ですね。永に害が無ければ良いのですが……。

    ルシルに殺されなければ、と思っていた永でしたが、結果、そうならなかったことに安堵しました。おそらくはルシルは永たちを試しているのであろうと思いながら見守っていましたが、ルシルは期待に沿わなければ手を下していたのでしょうからね。エマが出てきてくれたことも、嬉しかったです。パトリアと二人で永を守ろうとしてくれて、永が二人の無事を喜ぶ姿が印象的でした。永が幸せだと感じられたことが、何より嬉しかったです。

    それにしてもエグリムさんが生きておられたとは……。 
    そしてタムリアが、こ、怖いですね。
    ルシルが不快な気持ちを伝えてくれたことは良かったです。彼女にここまで言えるのはおそらくルシルくらいでしょうから。

    これからまたどんなお話が紡がれるのか、楽しみです!

    作者からの返信

     またまたコメントをいただき、感謝の念で苦しいほどです。

     戦闘描写と心理描写を褒めていただき、誠にありがとうございます。その部分は特に力を入れているので、そう言っていただけると感激で満たされます。
     永とパトリア。尊いですよね。二人の立ち姿は、私も想像して感動していました。
     パトリアの思いは、憧れの英雄を崇拝するのではなく、人として助けたい、そんな心から生まれたのでしょうか。受け入れた、とも言えるかもしれません。彼が永にぶつけたのは、まさに人の輝きと言えるでしょう。67話のパトリア視点ではそれが特に現れていますね。
     そして、二人が相手に言わずに思ったのが、『自分を犠牲にしても相手が覚えていてくれる』とは、因果なものです。

     あの『妹』。永を愛しているのは確かですが、その正体は謎ばかりですよね。その正体は果たして……

     永は色々と脅迫観念に突き動かされている節がありますから、それが正しいかはまた別なのです。
     そうですね、ルシルは永達を試したのでしょうね。しかし、ゲンナリしていたのは、実はタムリアに事情を聞いていたから……なのかもしれません。そう、『英雄』を作る手伝いです。タムリアやルピエイトが直接出てこない伏線だったりなかったり。
     エマがルシルに『縛れれてる』と言ったのも、何故でしょうね。
     永が二人の無事を喜んだのは、私からみれば『本物の感情』です。本人ではないので、本当のところは何とも言えませんが。
     永は第1章で『嬉しい」を掴みかけ、第2章で『人を超えたナニカ』を目にし、第3章では『幸せ』を手に入れました。この先、何を見出し進むのか、注目です。

     エグリムもまた、自身の信念のために進んでいるのでしょう。その意味ではタムリアも同じですが……やっぱり怖いですよね。同感です。
     おっしゃる通り、タムリアに正面から言える人物はそうそういません。ルシルが言ってくれて、何だかスッキリしますね。

     次話からは第4章です。名前だけ出てきていた永に縁のある人物も登場しますよ。
     結構平和が続きますが、それで終わるはずもなく……

     諸事情で更新速度は大幅に落ちていますが、打ち切りには絶対しません。
     暖かい目で見守ってください。